札幌大通西4ビル
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札幌大通西4ビル | |
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ビル外観(2018年10月) | |
情報 | |
用途 | 銀行、店舗、賃貸オフィス |
設計者 | 北海道日建設計 |
施工 | 清水建設、丸竹竹田組、岩田地崎建設、阿部建設、中山組、セントラルリーシングシステム共同企業体 |
建築主 |
石屋製菓 秋田銀行 秋田共立 |
管理運営 | シミズ・ビルライフケア |
構造形式 | 鉄骨構造・一部鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 762.22 m² |
建築面積 | 652.87 m² |
延床面積 | 8,324.83 m² |
階数 | 地上12階、地下2階、棟屋1階 |
高さ | 55.63m |
着工 | 2011年8月1日 |
竣工 | 2013年4月5日 |
所在地 |
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西4丁目6番地1 |
座標 | 北緯43度3分39.9秒 東経141度21分5.6秒 / 北緯43.061083度 東経141.351556度座標: 北緯43度3分39.9秒 東経141度21分5.6秒 / 北緯43.061083度 東経141.351556度 |
札幌大通西4ビル(さっぽろおおどおりにし4ビル)は、北海道札幌市中央区大通西4丁目にある建築物である。札幌駅前通と大通公園が交わる大通西3・西4交差点の北西側に位置する。
建築
[編集]石造り風の外観が特徴であり、花崗岩の外装には、北海道を代表する花であるハマナスやスズランの彫刻が施されている。1階の通りに面した部分は、壁面を後退させてピロティ空間としており[1]、ピロティ開口部の上部のアーチには、シマフクロウの彫刻のキーストーンが使われた[2]。交差点角のエントランスの上には時計が設けられている。
入居店舗等
[編集]地上1階・2階には秋田銀行札幌支店、地上1階の駅前通に面した一部には石屋製菓の直営店「イシヤショップ」、地下2階には「イシヤカフェ」が入る。これらは、石屋製菓の大通地区の独立店舗としては初の出店となる[3]。地下では、札幌駅前通地下歩行空間と直結している。3階から11階にかけては賃貸オフィスで、大通献血ルームも本ビルに入居する[4]。
札幌秋銀ビル
[編集]この地には、2011年度[5]に解体されるまで、8階建の「札幌秋銀ビル」があった。古くは、秋田県出身の北海道民が秋田銀行を誘致した場所で[6]、屋上には秋田清酒高清水の広告塔が掲出されていた[7]。このビルは秋田銀行と日本生命保険との共有であったが石屋製菓が日本生命の持分を取得し、2006年より建替えが検討されていた。石屋製菓の事業上の問題により一時計画が凍結されたが[6]、2010年8月に建替え計画が発表された[1]。
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旧・札幌秋銀ビル
周辺
[編集]- 北洋大通センター - 札幌駅前通を挟んだ東側。低層部の商業ゾーン「大通ビッセ」には、スイーツ店などが入る。
- 北海道銀行本店 - 大通公園を挟んだ南側
- 明治安田生命札幌大通ビル - 大通西3・西4交差点を挟んだ、南東側斜め向かい
- 札幌市営地下鉄大通駅 - 最寄駅であり、札幌駅前通地下歩行空間を介し接続している。JR札幌駅へは、北へ約300m。
脚注
[編集]- ^ a b 『(仮称)札幌大通西4ビル新築計画について』(プレスリリース)秋田銀行、2010年8月9日 。2015年9月13日閲覧。
- ^ “「石屋製菓・秋田銀行ビル」(札幌・大通西4)は花崗岩を使った石造りの外装、ハマナスやシマフクロウの彫刻がアクセント”. リアルエコノミー (2011年10月31日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “札幌大通西4ビルが着工-石屋製菓や秋田銀行”. 北海道建設新聞社. (2011年8月8日) 2015年9月22日閲覧。
- ^ 大通献血ルーム
- ^ 札幌秋銀ビル解体工事(地下解体工事)(本間解体工業)
- ^ a b “札幌・大通にネオクラシック建築の石屋製菓新ビル”. リアルエコノミー (2010年10月16日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “札幌・大通公園から秋田の地酒『髙清水』消ゆ”. リアルエコノミー (2011年1月19日). 2015年9月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 札幌大通西4ビル(石屋製菓)