札幌市学校図書館地域開放事業
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札幌市学校図書館地域開放事業(さっぽろしがっこうとしょかんちいきかいほうじぎょう)は、札幌市教育委員会が中心となって実施する、札幌市立の小学校等の学校図書館を児童生徒の他、地域住民にも開放してサービスを提供する事業である。
概要
[編集]学校図書館地域開放事業は子どもおよび地域の読書活動を盛んにし、読書を通じて子どもと大人、大人相互の交流の場を広げ、地域社会の教育力の向上に役立てることなどを目的として1978年に札幌市立みずほ小学校[1]で開始されたのが始まりで、その後着実に実施館が増え、2013年5月20日現在で小学校・中学校併せて104校で実施されている。開放されている学校図書館(以下「開放図書館」と称する)のほとんどが小学校であるが、わずかながら中学校でも実施されている。
各学校の開放図書館の実施については各学校のPTAに委託され、PTA役員、教職員、ボランティア、地域の代表者などで構成する運営委員会の下、日常活動は地域のボランティアが行っている。
活動内容は本の貸出しや選定・整備のほか、読み聞かせや人形劇、大型紙芝居などの子ども向け行事、読書会や各種講座などの大人向け行事、さらに図書館の装飾や開放図書館だよりの発行等を行っている。
開館時間は原則として週3日、午後1時から午後4時までとなっているが、各学校で独自に設定しているところもある。
開放図書館
[編集]2013年5月20日現在、開放図書館がある学校は以下の通りである。