札幌市立白楊小学校
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札幌市立白楊小学校 | |
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北緯43度05分25.2秒 東経141度20分21.0秒 / 北緯43.090333度 東経141.339167度座標: 北緯43度05分25.2秒 東経141度20分21.0秒 / 北緯43.090333度 東経141.339167度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 札幌市 |
設立年月日 | 1954年 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B101210220030 |
所在地 | 〒001-0024 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
札幌市立白楊小学校(さっぽろしりつ はくようしょうがっこう)は、北海道札幌市北区にある公立小学校。1954年開校。
沿革
[編集]第二次世界大戦終戦後、札幌市の北24条付近には外地や占領地に居住していた引揚者が多数帰還・居住した。当時は札幌市立幌北小学校が北24条付近の引揚者児童を引き受けていたが、1950年ごろから住民が増えるとともに児童数が増加し、教育に支障をきたすようになった。1952年には同校の「父母と先生の会」が中心となって小学校新設運動を開始し、1954年に北24条に白楊小学校が設立、引揚者児童を引き受けた[1]。
白楊小学校は10月に幌北小学校から687人の児童を迎えて開校し、1955年4月までにさらに106人を幌北小学校から迎えた。引揚者などの移動は当時頻繁に起きており、1955年度には白楊小学校全体で300人の転入と80人の転出があった[1]。
2020年時点では1学年あたり約70人が在籍している[2][3][4]。
海外との関わり
[編集]札幌市は1959年11月からアメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市と都市提携を結んでおり、白楊小学校も1967年2月にコリンズビュー校と[5]、1991年7月にスイットン小学校と提携した[6]。1998年度には、札幌市立桑園小学校と共に、アイスホッケーやドリームキャッチャー作りなどに代表されるカナダ文化教育が行われた。その後もインドネシアや中国・韓国の学生が両校の国際理解教育へ参加した[7]。
出典
[編集]- ^ a b 坂本紀子「戦後北海道における「引揚児童」と学校」『日本の教育史学』第63巻、2020年、47-60頁、doi:10.15062/kyouikushigaku.63.0_47。
- ^ “札幌市立白楊小学校で「財政教育プログラム」を実施しました~本局財務広報相談室”. 北海道財務局 (2020年). 2021年5月25日閲覧。
- ^ “札幌市立白楊小学校で「財政教育プログラム」を実施しました~本局財務広報相談室”. 北海道財務局 (2021年). 2021年5月25日閲覧。
- ^ “防災名人になろう!~白楊小学校で防災の出前授業が行われる~”. 札幌市北区役所 (2020年10月5日). 2021年5月25日閲覧。
- ^ “札幌・ポートランド姉妹都市提携60年のあゆみ”. 札幌市. p. 35 (2019年). 2021年5月25日閲覧。
- ^ “資料編”. 札幌市 (2019年). 2021年5月25日閲覧。
- ^ Hamilton Mark「北海道の小学校におけるカナダ文化教育」『教育学の研究と実践』第1巻、2002年、21-28頁、doi:10.24470/tpe.1.0_21。