杉原弘泰
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杉原 弘泰(すぎはら ひろやす、1938年5月18日[1] - 2020年11月28日)は、日本の検察官。位階は正三位。
石川県出身。
人物
[編集]法務省保護局長、公安調査庁長官、高松高等検察庁検事長、広島高等検察庁検事長、大阪高等検察庁検事長などを歴任。公安調査庁長官時代はテロ事件を起こしたオウム真理教に対して破壊活動防止法に基づく解散請求(オウム真理教破壊活動防止法問題)を行ったが、公安審査委員会により却下された。
退官後は第一東京弁護士会登録。国士舘大学教授、東京福祉大学特任教授などを歴任。また、王子製紙、イオンクレジットサービス株式会社、北海道銀行、三菱ケミカルホールディングス、北陸電力等の社外監査役を務めた。
経歴
[編集]- 1963年 検事任官
札幌地検、東京地検、東京高検勤務等を経て
- 1989年 国連アジア極東犯罪防止研修所長
- 1992年 法務省保護局長
- 1995年 公安調査庁長官
- 1997年 高松高等検察庁検事長
- 1999年 広島高等検察庁検事長
- 1999年 大阪高等検察庁検事長
- 2001年 定年退官
- 2020年11月28日、肺癌のため死去[2]。82歳没。死没日をもって正三位に叙される[3]。
受章
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.294
- ^ “杉原弘泰氏が死去 元大阪高検検事長”. 日本経済新聞社. (2020年11月30日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ 『官報』第410号6頁 令和3年1月13日号
- ^ “重光章受章者の顔触れ”. 四国新聞社 (2008年11月3日). 2023年6月16日閲覧。
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