杉山康人
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杉山 康人(すぎやま やすひと、1967年 - )は、チューバ奏者。2003年、東洋人で初めてウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに合格した(試用期間終了後退団)[1]。2006年からクリーヴランド管弦楽団の首席チューバ奏者を務めている。
来歴
[編集]兵庫県滝野町生まれ。兵庫県立三木東高等学校卒業。1990年相愛大学音楽学部(チューバ専攻)卒業[2]。同年8月京都市交響楽団客演奏者( - 1991年)。
1993年大阪フィルハーモニー交響楽団ヨーロッパツアー同行、1995年10月大阪シンフォニカー入団( - 1996年)[1]。同年11月 第12回日本管打楽器コンクールチューバ部門第1位。1998年新日本フィルハーモニー交響楽団入団( - 2003年)[1]。同年、サイトウ・キネン・オーケストラに参加。
2003年6月、ウィーン国立歌劇場管弦楽団入団オーディションに東洋人として初合格(試用期間終了、不合格宣告と同時に退団)[1][2]。2006年1月、クリーヴランド管弦楽団入団[2]。
武貞茂夫(京都市交響楽団)[1]、緒方文則(大阪府音楽団)、唐川集三(大阪フィルハーモニー交響楽団)[2]、レックス・マーティン(ノースウェスタン大学教授)[2]に師事。
日本では、チューバでラジオ体操の音楽を演奏しながらラジオ体操をする、動物の着ぐるみを着て動物園をはじめ各地で演奏するズーラシアンブラスに参加するなど、クラシック音楽の初心者が親しみやすい演奏活動を行っていた。