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杉崎廃寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉崎廃寺
所在地 岐阜県飛騨市古川町杉崎2059
位置 北緯36度15分27.1秒 東経137度09分30.2秒 / 北緯36.257528度 東経137.158389度 / 36.257528; 137.158389座標: 北緯36度15分27.1秒 東経137度09分30.2秒 / 北緯36.257528度 東経137.158389度 / 36.257528; 137.158389
山号 不明
宗派 不明
本尊 不明
創建年 不明
開基 不詳
文化財 岐阜県指定史跡
杉崎廃寺の位置(岐阜県内)
杉崎廃寺
杉崎廃寺
杉崎廃寺 (岐阜県)
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杉崎廃寺(すぎさきはいじ)は、岐阜県飛騨市古川町杉崎にある寺院跡1959年昭和34年)に岐阜県の史跡に指定されている [1]

概要

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江戸時代から寺院跡の礎石があることが知られており、平安時代天元年間以前から戦国時代天正年間まで存在した宮谷寺の跡に比定されてきた。そのため遺跡には宮谷寺跡の碑が立っている。

1992年平成3年)から古川町教育委員会および飛騨市教育委員会による発掘が行われ、遺跡に建てられていた寺院は7世紀末に建立され、8世紀末から9世紀初めにかけて火災によって焼失したことが判明し、火災後は再興されることなく廃絶したとみられている。塔心礎や諸堂の礎石、敷石などが残っており、塔や金堂講堂などを備えた法起寺式伽藍であったことが判明している。発掘により遺跡からは須恵器土師器が発見され、また、の発掘が少なかったことから伽藍の堂宇は檜皮葺であったとみられる。

関連項目

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参考文献

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  • 飛騨市教育委員会『杉崎廃寺 2』pp. 43-44、飛騨市教育委員会、2012年3月19日

脚注

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  1. ^ 県指定史跡/杉崎廃寺跡”. 岐阜県. 2019年2月28日閲覧。