杉木優子
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杉木 優子(すぎき まさこ、活動名:ゆう)は、日本のサイエンスプロデューサーである。米村でんじろうのサイエンスショーにて、アシスタントを務める一方で、独自のサイエンスショーの開催するなどの活動をしている。
来歴
[編集]富山県生まれ[1]。新潟大学理学部物理学科卒業後、富山県立高校の教員として採用される[1]。富山県立富山女子高等学校(現:富山県立富山いずみ高等学校)で物理の教師をしながら[1]、「圧縮爆発装置」や「無電源選局付きAMゲルマニウムラジオ」などを題材とした科学実験に取り組み、授業に活かした。青少年のための科学の祭典にも参加する。また東京で行われていた理科教師による科学実験サークルであるガリレオ工房の例会にも頻繁に参加していた[2]。
1998年3月に高校教師を辞し、サイエンスプロデューサーになるため上京する[2]。島津理化にてサイエンスアドバイザーとして嘱託契約し、主に科学技術館で活動した。その後2000年に独立し、サイエンスプロダクションであるア・メイズの設立に参加した。
主な著作
[編集]論文・解説
[編集]- 「ガリレオ工房の科学がおもしろい--第2のスタ-ト--サイエンスプロデューサーをめざして」『数学セミナー』第37巻第8号、日本評論社、1998年8月、62-65頁、NAID 40004890527。
単著
[編集]- 『音のすがたをみつけよう : 手づくり楽器で音の実験』ポプラ社〈ガリレオ工房のおもしろ実験クラブ〉、1999年。ISBN 978-4-591-05986-9。
共著
[編集]- ガリレオ工房 編『理科ひらめき実験工房 : 身近なふしぎを科学する』国土社、1997年。ISBN 4-337-48011-0。
主な出演テレビ番組
[編集]- NHK教育 「やってみようなんでも実験」
- NHK教育 「科学大好き土よう塾」
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 音のすがたをみつけよう 1999, p. 著者紹介.
- ^ a b 滝川、ガリレオ工房の夢 1999, p. 67.
参考文献
[編集]- 杉木 優子「ガリレオ工房の科学がおもしろい--第2のスタ-ト--サイエンスプロデューサーをめざして」『数学セミナー』第37巻第8号、日本評論社、1998年8月、62-65頁、NAID 40004890527。
- 滝川 洋二「ガリレオ工房の科学がおもしろい--ガリレオ工房の夢」『数学セミナー』第38巻第3号、日本評論社、1999年3月、66-70頁、NAID 40004890597。
- 『音のすがたをみつけよう : 手づくり楽器で音の実験』ポプラ社〈ガリレオ工房のおもしろ実験クラブ〉、1999年。ISBN 978-4-591-05986-9。