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杉浦宏 (水族館員)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

杉浦 宏(すぎうら ひろし、1930年9月18日 - )は、日本水族館員、水生生物研究者。

東京都出身。日本大学農学部水産学科を卒業。恩賜上野動物園水族館に勤務したのち、井の頭自然文化園水生物館長、上野動物園飼育課に勤めた。国際学院埼玉短期大学教授を務めた。ラジオ「全国こども電話相談室」の回答者としても活動した[1]。幼年向けの書籍(絵本紙芝居)を含めた、水生生物に関する多くの著作がある。

2000年「国際的視野から見た水族館の役割 技術的進歩について」で日本大学から博士 (国際関係)を授与される。

著書

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  • 『原色海水魚の飼い方 付・磯の動物たち』主婦と生活社、1966年
  • 『小動物の飼いかた』秋田書店《カラー版ジュニア入門百科》、1970年
  • 『ぼくはタコの子・おかあさんのいたぬま』清水耕蔵等絵 主婦と生活社、1970年
  • 『図解水生動物飼育観察の教室』北隆館、1971年
  • 『水族館こんにちわ 海と魚に魅せられて』文化出版局《レモン新書》、1972年
  • 『海水魚の飼い方 やさしい採集と飼育 付・磯の生物』ひかりのくに、1974年
  • 『みずにすむどうぶつ』教育研究社、1977年
  • 『魚もたべる』吉崎正巳フレーベル館、1986年
  • 『魚もねむる 杉浦宏の魚の話』吉崎正巳絵 フレーベル館、1986年
  • 『魚も身をまもる 杉浦宏の魚の話』吉崎正巳絵 フレーベル館、1986年
  • 『魚もふえる』たかはしきよし絵 フレーベル館、1987年
  • 『魚もみるきく 杉浦宏の魚の話』たかはしきよし絵、フレーベル館、1987年
  • 『しあわせかい?不忍池のドガモたち』実業之日本社、1991年
  • 『わが子に語る動物のふしぎな話』フォー・ユー 日本実業出版社、1991年
  • 『だれもしらないザリガニの話 』夏目尚吾童心社、1992年
  • 『動物たちの死をみつめて 死から生きることを考える』弘文堂《叢書死の文化》、1993年
  • 『みんながしらないカメの話』夏目尚吾画 童心社、1994年

共編著

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  • 『魚・貝のふしぎと飼いかた・ふやしかた』林寿郎共著 あすなろ書房、1966年
  • 『みぢかな小動物のふしぎと飼いかた』林寿郎,小森厚共著 あすなろ書房、1966年
  • 『カメの話』山内ジョージ共著 小峰書店、1975年
  • 『カラー熱帯魚淡水魚百科』編著 藤川清写真 平凡社、1980年
  • 『水族館は海への扉』編著 岩波ジュニア新書、1989年
  • 『イルカのルカ』脚本 福田岩緒画 童心社のかみしばい、1992年
  • 『うみのいきもの』編著 ひかりのくに、1992年
  • 『みずべのいきもの』編著 ひかりのくに、1992年
  • 『うみべのたんけん』脚本 高橋透画 童心社のかみしばい、1993年
  • 『ジャングルへかえったオランウータン』脚本 福田岩緒画 童心社のかみしばい、1994年
  • 『どうぶつのてんきよほう』脚本 やべみつのり画 童心社のかみしばい、1995年
  • 『おなじかな?』脚本 夏目尚吾画 童心社のかみしばい、1996年
  • 『やさしいワニのおかあさん』脚本 多田ヒロシ画 童心社、1998年
  • 『あかちゃんカメさんこんにちは』脚本 黒川光広画 童心社のかみしばい、1999年
  • 『うぐいすのホー』脚本 松成真理子絵 童心社、2005年

脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』