杉田康
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すぎた こう 杉田 康 | |
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本名 |
杉田 康恕 すぎた やすのり |
生年月日 | 1930年10月23日(94歳) |
出生地 | 日本・東京市小石川区春日町(現:東京都文京区) |
民族 | 日本人 |
活動内容 | 映画、テレビドラマ |
杉田 康(すぎた こう[1]、1930年10月23日 - )は、日本の元俳優、華道家。東京市小石川区春日町(現:東京都文京区)出身[2]。本名は杉田 康恕(すぎた やすのり)[2]。
人物
[編集]旧制浦和中学校(現:埼玉県立浦和高等学校)、埼玉県立浦和高等学校、早稲田大学出身[3]。
大映東京撮影所所属[3]の俳優として映画やテレビドラマに出演。
俳優引退後は華道家に転身。桂古流・桂流の家元となる。日本いけばな芸術協会参与、さいたま市いけばな芸術協会会長、埼玉県いけばな連合会理事長を務める[3]。
出演作品
[編集]映画
[編集]※『ブルークリスマス』、『THWAY 血の絆』以外大映作品。
- 泣き笑い地獄極楽(1955年) - 警官
- 火の驀走(1955年) - 三郎
- 浅草の鬼(1955年) - 新川六郎
- 誘拐魔(1955年) - 池田吾郎
- 十代の反抗(1955年) - 辰公
- 薔薇の絋道館(1956年) - 堀井猛
- 宇宙人東京に現わる(1956年) - 新聞記者
- 浅草の灯(1956年) - 仙吉
- 火花(1956年) - 坂口
- 屋根裏の女たち(1956年) - 田所
- 魔の花嫁衣裳(1956年) - 出光行三
- 惚れるな弥ン八(1956年) - 三日月
- 日本橋(1956年) - 葛木の同僚A
- 愛の海峡(1956年) - 学生
- 午後8時13分(1956年) - ミミズクの安
- 第三非常線(1956年) - 源二
- 高校生と殺人犯(1956年) - 福田刑事
- 君を愛す(1956年) - 松谷
- 銀河の都(1957年) - 勇
- 続・銀河の都(1957年) - 勇
- 慕情の河(1957年) - 南条
- 駅馬車襲わる(1957年) - 時田
- 満員電車(1957年) - 教師
- 女の肌(1957年) - 三枝
- 哀愁列車(1957年) - 井原
- ふるさと燈台(1957年) - 鈴木
- 九時間の恐怖(1957年) - 福田(静岡中央署次席)
- 透明人間と蝿男(1957年) - 羽島
- 健太と黒帯先生(1957年) - 鉄兄い
- 冥土の顔役(1957年) - 出っ歯の乾分
- 暖流(1957年) - 真岡
- 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里(1957年) - 衛兵長
- 東京の瞳(1958年) - 矢野玄太
- 大都会の午前三時(1958年) - 香港の乙
- 母(1958年) - 杉下
- 氷壁(1958年) - 清水
- 愛河(1958年) - 事務員B
- 巨人と玩具(1958年) - プロデューサー
- 赤線の灯は消えず(1958年) - 鉄平
- 俺たちは狂っていない(1958年) - 野口一男
- 不敵な男(1958年) - ジェットの充秀
- 一粒の麦(1958年) - 武藤係官
- 都会という港(1958年) - 宮本
- 夜の素顔(1958年) - 記者B
- 共犯者(1958年) - 愚連隊の男
- 都会の牙(1959年) - 三田照夫
- 一刀斎は背番号6(1959年) - ロケットの源次
- いつか来た道(1959年) - 楽友会委員A
- 電話は夕方に鳴る(1959年) - 永井善兵
- 暴風圏(1959年) - 与太者
- 貴族の階段(1959年) - 相沢中佐
- 野火(1959年) - 兵隊
- 浮草(1959年) - 船着場の係
- 闇を横切れ(1959年) - 掛川紘一
- 旅情(1959年) - 河西
- からっ風野郎(1960年) - 錦貫
- 東京の女性(1960年) - 桜井
- 男は騙される(1960年) - 松村
- 犯罪6号地(1960年) - 秋田
- 女妖(1960年) - 常七
- 三人の顔役(1960年) - 鉄郎
- 傷ついた野獣(1960年)
- 足にさわった女(1960年) - 拳銃を売る男
- 誰よりも君を愛す(1960年) - KTV制作部員B
- 偽大学生(1960年) - 育川
- 轢き逃げ族(1960年) - 森谷丈治
- 弾痕街の友情(1960年) - 宮崎
- 婚期(1961年) - 支配人
- 新夫婦読本 若奥様は売れっ子(1961年) - 竹越康彦
- 女の勲章(1961年) - 倉田
- 泥だらけの拳銃(1961年) - 鉄三
- 可愛いめんどりが歌った(1961年) - 鳥山雄二
- 雑婚時代(1961年) - 諸岡則彰
- 七人のあらくれ(1961年) - 落合二曹
- 強くなる男(1961年) - 角丸組の乾分
- 家庭の事情(1962年) - 式場の司会
- ある関係(1962年) - 山崎
- 誘拐(1962年) - 木村繁房
- 黒蜥蜴(1962年) - 北村
- B・G物語 易入門(1962年) - 小杉
- 中山七里(1962年) - 藤八
- 鯨神(1962年) - シャキの父
- 秦・始皇帝(1962年) - 呉広
- 続・新悪名(1962年) - 大磯文次
- 地獄の刺客(1962年) - 目玉松
- 女の一生(1962年) - 松永
- 風神雷神(1962年) - 高木
- やくざの勲章(1962年) - 松岡竹一
- 温泉芸者(1963年) - 三村
- 背広の忍者(1963年)
- 黒の札束(1963年) - 山口三郎
- 嘘(1963年)
- 夜の配当(1963年) - 津田宣伝課長
- 黒の死球(1963年) - 芦沢
- ぐれん隊純情派(1963年) - 菊一
- 末は博士か大臣か(1963年) - 成瀬
- ど根性一代(1963年) - 南谷音吉
- 巨人 大隈重信(1963年) - 北畠治房
- 新忍びの者(1963年) - 名張の犬八
- 座頭市あばれ凧(1964年) - 松次(竹屋の代貸)
- 悪名太鼓(1964年) - 砂沢
- 検事霧島三郎(1964年) - 須藤俊吉
- 乞食大将(1964年) - 弥助
- 大捜査網(1965年) - 大木
- 若親分(1965年) - 岩松
- 狸穴町0番地(1965年) - 藪小路
- 清作の妻(1965年) - 隠居の息子
- 復讐の牙(1965年) - 叶
- 六人の女を殺した男(1965年) - バーの客
- 続・兵隊やくざ(1965年) - 憲兵伍長
- 黒い誘惑(1965年) - 岡春彦
- ほんだら剣法(1965年) - 小畑伊十郎
- 破れ証文(1966年) - 千石
- 復讐の切り札(1966年) - 今西
- 続・鉄砲犬(1966年) - 多々良余造
- 貴様と俺(1966年) - 春日
- 若親分あばれ飛車(1966年) - 紋次
- 白い巨塔(1966年) - 金井達夫
- 野良犬(1966年) - 千場
- 出獄の盃(1966年) - 笠松
- 陸軍中野学校 竜三号指令(1967年) - 呉武松
- 兵隊やくざ 俺にまかせろ(1967年) - 張
- にせ刑事(1967年) - 泊刑事
- 監獄への招待(1967年) - 鏑木刑事
- 勝負犬(1967年) - 船山徹
- 残侠の盃(1967年) - 板倉
- ブルークリスマス(1978年、東宝)
- THWAY 血の絆(2003年)
テレビドラマ
[編集]- 刑事 第26話(1959年、CX)
- 疑惑 前編・後編(1960年、CX)
- 東芝土曜劇場(1960年、CX)
- 第72話「赤い月」
- 第82話「拳銃に賭ける」
- 東京タワーは知っている 第19話「二つのいのち」(1960年、CX)
- 図々しい奴(1963年、TBS / 大映テレビ室)
- 水の炎(1964年、NTV)
- 東京警備指令 ザ・ガードマン 第2話「黒い微笑」(1965年、TBS / 大映テレビ室)
- 三匹の侍 第4シリーズ 第26話「斬る」(1967年、CX)
- 風 第15話「見ろ!言え!聞け!」(1968年、TBS / 松竹)
- 大河ドラマ / 竜馬がゆく 第7話(1968年、NHK) - 戸梶源蔵
- 特別機動捜査隊 第328話「消えた女狐」(1968年、NET / 東映)
- 平四郎危機一発 第25話「俺を洗え!」(1968年、TBS / 国際放映)
- 大奥(1968年、関西テレビ / 東映) - 田沼意知
- 太陽野郎 第22話「いのち」(1968年、NTV / 東宝)
- キイハンター 第5話「必殺の瞬間」(1968年、TBS / 東映)
- 昔三九郎(1968年、NTV / 東宝)
- 第11話「危し三九郎」
- 第14話「仇討のからくり」
- 第15話「解決」
- 銭形平次 第125話「夕顔の秘密」(1968年、CX)
- 怪奇大作戦 第2話「人喰い蛾」(1968年、TBS / 円谷プロ) - 宇野(マルス自動車秘書課)
書籍
[編集]- 著書「やさしいいけ花入門」(1995年、金園社)
- 「いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。小西康陽責任編集・大映映画スチール写真集」(2018年、DU BOOKS) - インタビューページに登場
出典
[編集]- ^ 杉田康のプロフィール、出演情報、スケジュール。2018年10月20日閲覧。
- ^ a b 杉田康 - KINENOTE。2018年10月20日閲覧。
- ^ a b c いけばなの桂古流・桂流の家元は「白い巨塔」にも出演した名優 - クオリティ埼玉。2018年10月20日閲覧。