李賢重
2019年の李 | |||||||||||||||
フリーエージェント | |||||||||||||||
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ポジション | SG / SF | ||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||
ハングル | 이현중 | ||||||||||||||
国籍 | 大韓民国 | ||||||||||||||
生年月日 | 2000年10月23日(24歳) | ||||||||||||||
出身地 | 京畿道城南市 | ||||||||||||||
身長 | 201cm (6 ft 7 in) | ||||||||||||||
体重 | 95kg (209 lb) | ||||||||||||||
キャリア情報 | |||||||||||||||
高校 | サミル・コメリカル高等学校 | ||||||||||||||
大学 | デイビッドソン大学 | ||||||||||||||
NBAドラフト | 2022年 / ドラフト外 | ||||||||||||||
プロ選手期間 | 2018年–現在 | ||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||
2018–2019 | オーストラリア国立スポーツ研究所 | ||||||||||||||
2023 | サンタクルーズ・ウォリアーズ | ||||||||||||||
2023–2024 | イラワラ・ホークス | ||||||||||||||
2024 | 大阪エヴェッサ | ||||||||||||||
受賞歴 | |||||||||||||||
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代表歴 | |||||||||||||||
キャップ | 韓国 | ||||||||||||||
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李 賢重(イ・ヒョンジュン, 朝鮮語: 이현중, 2000年10月23日 - )は、韓国の京畿道城南市出身のプロバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード。
経歴
[編集]生い立ち
[編集]中学校入学時の身長は170cmほどで、ガードとしてプレーしていたが、最終学年になる頃には190cmまで伸びており、オフェンス時はガード、ディフェンス時はセンターとしてプレーした[1]。活躍が評価されてU-16の韓国代表に選出され、2015年のアジアU-16選手権で優勝に貢献した[2]。
ハイスクール
[編集]父がコーチを務める水原市の高校に進学し、在学中の2016年にU17バスケットボール・ワールドカップの韓国代表に選出され、ベスト8まで進出した。この大会をきっかけに注目を集め、NBA主催のアジアキャンプに招待され参加した。
2018年にはオーストラリアのキャンベラで行われたNBA国際アカデミーに参加し、英語の学習も進めた。この頃から同じポジションのクレイ・トンプソンを目標とするようになる[3]。その後、同年のアジアU-18選手権で平均26得点・10.3リバウンド・6アシストの成績を記録するなど活躍し、大会後にはNBAGリーグのショーケースで好成績を記録し、NCAAの20の大学からオファーを受けた。憧れのトンプソンの母校であるワシントン州立大学からもオファーを受けていたが、最終的にはステフィン・カリーの母校であるデイビッドソン大学への進学を決めた。NCAAのディビジョンIの大学でプレーする韓国人バスケットボール選手は史上4人目であり、男子では史上2人目であった[4]。
カレッジ
[編集]1年目の2019-20シーズンはシックスマンとして平均8.4得点・3.4リバウンドの成績を記録し、アトランティック・テン・カンファレンスのオールルーキーチームに選出された。
2年目の2020-21シーズンから先発に定着した。このシーズンは平均13.5得点・4.5リバウンド・2.5リバウンドの成績を記録し、NCAAでは1992-93シーズン以降では史上10人目となる50-40-90クラブを達成した[5]。
3年目の2021-22シーズン、2021年12月21日には全米10位にランクインしていたアラバマ大学を相手に17得点を記録しチームを勝利に導いた。デイビッドソン大学が全体トップ10にランクインしていたチームに勝利したのはカリーが在学していた2008年以来だった[6]。このシーズンは自身初となるNCAAトーナメントに進出し、NCAAトーナメントでプレーした史上初の韓国人選手となった。ミシガン州立大学との1回戦では4点差を追う後半残り3.9秒の場面で1点差に迫る3ポイントシュートを沈めたが、及ばず敗退となった。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへアーリーエントリーした[7]。
家族
[編集]家族全員がバスケットボール選手で、母は韓国代表として1984年のロサンゼルスオリンピックで銀メダルを獲得した。父はかつて韓国のセミプロリーグでプレーしており、姉も高校時代に韓国代表に選出されていた[8]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
カレッジ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2019–20 | デイビッドソン | 28 | 0 | 20.9 | .467 | .377 | .857 | 3.1 | .8 | .6 | .1 | 8.4 |
2020–21 | 22 | 22 | 29.9 | .508 | .442 | .900 | 4.0 | 2.5 | .5 | .4 | 13.5 | |
2021–22 | 34 | 33 | 32.1 | .474 | .381 | .777 | 6.0 | 1.9 | .7 | .3 | 15.8 | |
通算 | 84 | 55 | 27.8 | .481 | .397 | .823 | 4.5 | 1.7 | .6 | .2 | 12.7 |
脚注
[編集]- ^ 유지호 (2019年5月8日). “S. Korean basketball prospect to join Davidson in NCAA” (英語). Yonhap News Agency. 2022年5月25日閲覧。
- ^ “Korea power their way past Chinese Taipei for maiden FIBA Asia U16 title” (英語). FIBA.basketball. 2022年5月25日閲覧。
- ^ “Hyunjung Lee: 2019 South Korean SF planning two official visits” (英語). 247Sports. 2022年5月25日閲覧。
- ^ “Lee will be Korea’s 4th NCAA Division I baller” (英語). koreajoongangdaily.joins.com. 2022年5月25日閲覧。
- ^ “[Newsmaker Lee Hyun-jung, a second Korean NBA player in making?]”. m.koreaherald.com. 2022年5月25日閲覧。
- ^ Donaldson, Maxwell. “How No. 11 Alabama basketball lost to Davidson in C.M. Newton Classic” (英語). The Tuscaloosa News. 2022年5月25日閲覧。
- ^ “S. Korean player Lee Hyun-jung declares for NBA draft”. m.koreaherald.com. 2022年5月25日閲覧。
- ^ 유지호 (2019年5月8日). “S. Korean basketball prospect to join Davidson in NCAA” (英語). Yonhap News Agency. 2022年5月25日閲覧。