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李賢重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
李 賢重
Lee Hyun-jung
2019年の李
フリーエージェント
ポジション SG / SF
基本情報
ハングル 이현중
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (2000-10-23) 2000年10月23日(24歳)
出身地 京畿道城南市
身長 201cm (6 ft 7 in)
体重 95kg (209 lb)
キャリア情報
高校 サミル・コメリカル高等学校
大学 デイビッドソン大学
NBAドラフト 2022年 / ドラフト外
プロ選手期間 2018年–現在
経歴
2018–2019オーストラリア国立スポーツ研究所
2023サンタクルーズ・ウォリアーズ
2023–2024イラワラ・ホークス
2024大阪エヴェッサ
受賞歴
  • オールアトランティック10ファーストチーム (2022)
  • アトランティック10オールルーキーチーム (2020)
代表歴
キャップ 大韓民国の旗 韓国
獲得メダル
男子バスケットボール
大韓民国の旗 韓国
FIBA U16アジア選手権
金メダル - 1位 2015 インドネシア

李 賢重イ・ヒョンジュン, 朝鮮語: 이현중, 2000年10月23日 - )は、韓国京畿道城南市出身のプロバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード

経歴

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生い立ち

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中学校入学時の身長は170cmほどで、ガードとしてプレーしていたが、最終学年になる頃には190cmまで伸びており、オフェンス時はガード、ディフェンス時はセンターとしてプレーした[1]。活躍が評価されてU-16の韓国代表に選出され、2015年のアジアU-16選手権で優勝に貢献した[2]

ハイスクール

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父がコーチを務める水原市の高校に進学し、在学中の2016年にU17バスケットボール・ワールドカップの韓国代表に選出され、ベスト8まで進出した。この大会をきっかけに注目を集め、NBA主催のアジアキャンプに招待され参加した。

2018年にはオーストラリアキャンベラで行われたNBA国際アカデミーに参加し、英語の学習も進めた。この頃から同じポジションのクレイ・トンプソンを目標とするようになる[3]。その後、同年のアジアU-18選手権で平均26得点・10.3リバウンド・6アシストの成績を記録するなど活躍し、大会後にはNBAGリーグのショーケースで好成績を記録し、NCAAの20の大学からオファーを受けた。憧れのトンプソンの母校であるワシントン州立大学からもオファーを受けていたが、最終的にはステフィン・カリーの母校であるデイビッドソン大学への進学を決めた。NCAAのディビジョンIの大学でプレーする韓国人バスケットボール選手は史上4人目であり、男子では史上2人目であった[4]

カレッジ

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1年目の2019-20シーズンはシックスマンとして平均8.4得点・3.4リバウンドの成績を記録し、アトランティック・テン・カンファレンス英語版のオールルーキーチームに選出された。

2年目の2020-21シーズンから先発に定着した。このシーズンは平均13.5得点・4.5リバウンド・2.5リバウンドの成績を記録し、NCAAでは1992-93シーズン以降では史上10人目となる50-40-90クラブを達成した[5]

3年目の2021-22シーズン、2021年12月21日には全米10位にランクインしていたアラバマ大学を相手に17得点を記録しチームを勝利に導いた。デイビッドソン大学が全体トップ10にランクインしていたチームに勝利したのはカリーが在学していた2008年以来だった[6]。このシーズンは自身初となるNCAAトーナメントに進出し、NCAAトーナメントでプレーした史上初の韓国人選手となった。ミシガン州立大学との1回戦では4点差を追う後半残り3.9秒の場面で1点差に迫る3ポイントシュートを沈めたが、及ばず敗退となった。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトアーリーエントリーした[7]

家族

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家族全員がバスケットボール選手で、母は韓国代表として1984年のロサンゼルスオリンピックで銀メダルを獲得した。父はかつて韓国のセミプロリーグでプレーしており、姉も高校時代に韓国代表に選出されていた[8]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 デイビッドソン 28 0 20.9 .467 .377 .857 3.1 .8 .6 .1 8.4
2020–21 22 22 29.9 .508 .442 .900 4.0 2.5 .5 .4 13.5
2021–22 34 33 32.1 .474 .381 .777 6.0 1.9 .7 .3 15.8
通算 84 55 27.8 .481 .397 .823 4.5 1.7 .6 .2 12.7

脚注

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  1. ^ 유지호 (2019年5月8日). “S. Korean basketball prospect to join Davidson in NCAA” (英語). Yonhap News Agency. 2022年5月25日閲覧。
  2. ^ Korea power their way past Chinese Taipei for maiden FIBA Asia U16 title” (英語). FIBA.basketball. 2022年5月25日閲覧。
  3. ^ Hyunjung Lee: 2019 South Korean SF planning two official visits” (英語). 247Sports. 2022年5月25日閲覧。
  4. ^ Lee will be Korea’s 4th NCAA Division I baller” (英語). koreajoongangdaily.joins.com. 2022年5月25日閲覧。
  5. ^ [Newsmaker Lee Hyun-jung, a second Korean NBA player in making?]”. m.koreaherald.com. 2022年5月25日閲覧。
  6. ^ Donaldson, Maxwell. “How No. 11 Alabama basketball lost to Davidson in C.M. Newton Classic” (英語). The Tuscaloosa News. 2022年5月25日閲覧。
  7. ^ S. Korean player Lee Hyun-jung declares for NBA draft”. m.koreaherald.com. 2022年5月25日閲覧。
  8. ^ 유지호 (2019年5月8日). “S. Korean basketball prospect to join Davidson in NCAA” (英語). Yonhap News Agency. 2022年5月25日閲覧。

外部リンク

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