村上温夫
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村上 温夫(むらかみ はるお、1929年 - 2022年6月)は、日本の数学者。神戸大学名誉教授。専門は関数解析、数学教育。主に数学教育の分野で活躍した。
略歴
[編集]1929年生まれ[1]。旧制大阪大学理学部卒、理学博士[2]。神戸大学工学部教授、同大学国際交流センター長、同大学院自然科学研究科長などを歴任。定年退官後、1997年まで甲南大学理学部教授。神戸大学名誉教授。その間、米国や豪州などの大学でも教鞭をとる。情報科学、数学教育の分野での活躍も広く、1994年スペインで開かれた国際数学教育会議では、遠隔教育部門のチーフ・オーガナイザーを務めた。
ハンニバルの研究家でもあり、「ハンニバル アルプス越えの謎を解く」(白水社、2000年10月)の訳書もある。ハンニバルクラブ・ジャパン会員。2022年6月没[3]。
受賞および講演歴
[編集]- 1990年 ICM 1990 京都 招待講演[4] (Teaching & Nature of Mathmatics部門)
出典
[編集]- ^ ●村上先生の略歴:<朝日カルチャー:新宿:のページから>
- ^ 『半線形放物型偏微分方程式』、東京大学、1962年。理学博士。NAID 500000317958
- ^ 村上温夫先生が亡くなられた - K-SOHYA POEM BLOG(木村草弥のブログ)、2023年1月14日
- ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)