コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

村山裕太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
むらやま ゆうたろう
村山 裕太郎
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 村山裕太郎
ラテン文字 Yutaro Murayama
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上
種目 競歩
所属 富士通
大学 順天堂大学
生年月日 (1998-09-29) 1998年9月29日(26歳)
出身地 兵庫県猪名川町
自己ベスト
5000m競歩 19分21秒11
10000m競歩 39分18秒11
20km競歩 1時間19分25秒
35km競歩 2時間28分34秒
獲得メダル
陸上競技
アジア選手権
2023バンコク 20km競歩
アジア競技大会
2022杭州 20km競歩
編集 テンプレートのヘルプを表示する

村山 裕太郎(むらやま ゆうたろう、1998年9月29日[1] - )は、兵庫県川辺郡猪名川町出身[2]の陸上選手。専門は競歩兵庫県立川西緑台高等学校卒業。順天堂大学を経て富士通所属[1]

経歴

[編集]

中学時代に長距離を始め、高校でも続けたが結果が出ず1年のときに競歩に転向、兵庫県3位となり近畿大会に出場する。3年次には2016年全国高等学校総合体育大会に出場し6位に入賞[3]。駅伝大会にも精力的に出場し、3年時には競歩選手ながら、兵庫県大会で第3区 区間4位の成績を残している。

大学は順天堂大学スポーツ健康科学部に進学[4]。インカレ、日本選手権、全日本競歩などの大会で常に上位争いする安定感を持っていた。

そのポテンシャルを認められ、2021年から富士通所属となる[5][6][7]。しかし、大学4年の両膝の不良により、社会人1年目はほとんどレースに出られなかった[3][5]

2022年度東日本実業団陸上競技選手権大会において優勝、4月の全日本競歩輪島大会で2位以下に大差を付け優勝[8]、翌年の2023年元旦競歩で優勝[9]し復調を見せた。2月の日本選手権6位、3月の全日本競歩能美大会では世界陸上派遣設定記録を突破したものの1位の古賀友太と6秒の差で大会2位に終わり、世界陸上出場権を逃す[10]

6月第36回国際競歩グランプリ・ラコルーニャ大会男子20kmに出場、日本勢トップの13位に入った[11]。7月2023年アジア陸上競技選手権大会に出場。初の日本代表で金メダルを獲得し結果を残した[5]。9月の2022年アジア競技大会(中国杭州[12]に出場、銅メダルを獲得した[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 【選手名鑑】村山 裕太郎”. 月陸Online. 月刊陸上競技. 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ a b 男子20km競歩 村山裕太郎が銅メダル「まだまだここがゴールじゃない」/アジア大会”. Yahoo!ニュース (2023年9月29日). 2023年9月30日閲覧。
  3. ^ a b 【走るより速く歩く!?】家族への思いを胸に夢のパリオリンピックへ 競歩・日本代表 村山裕太郎24歳に密着【newsおかえり特集】”. Yahoo!ニュース (2023年9月26日). 2023年9月30日閲覧。
  4. ^ 梅野倖子選手が銅メダル獲得 陸上アジア選手権20km競歩|ニュース&イベント”. 順天堂大学 (2023年7月18日). 2023年9月30日閲覧。
  5. ^ a b c 【陸上】男子20km競歩 村山裕太郎が涙の金メダル!「ケガの苦しさをうれしさに変えられた」/アジア選手権(月刊陸上競技)”. Yahoo!ニュース. 2023年7月25日閲覧。
  6. ^ 2021年度新加入選手について - 陸上競技部 - Fujitsu Sports ; 富士通” (2021年2月10日). 2023年6月16日閲覧。
  7. ^ 川西緑台高出身、競歩の村山が富士通へ|スポーツ」『神戸新聞NEXT』2021年2月10日。2023年9月30日閲覧。
  8. ^ 男子10kmは村山裕太郎が40分28秒で圧勝 U20女子は好調の大山がV/全日本競歩輪島”. 月陸Online. 月刊陸上競技 (2022年4月16日). 2023年9月30日閲覧。
  9. ^ 【陸上】男子20kmは村山裕太郎が1時間20分40秒の自己新V 女子10kmは内藤未唯が制す/元旦競歩(月刊陸上競技)”. Yahoo!ニュース. 2023年6月16日閲覧。
  10. ^ 世界選手権派遣設定記録クリア 全日本競歩 古賀友太が初優勝 「ほっとしている」(日テレNEWS)”. Yahoo!ニュース. 2023年6月16日閲覧。
  11. ^ 村山裕太郎が日本勢トップの13位 世界陸上代表・園田世玲奈は18位/WA競歩ツアー website=月陸Online”. 月刊陸上競技 (2023年6月4日). 2023年9月30日閲覧。
  12. ^ 【杭州2022アジア大会】58名の日本代表内定選手を発表!佐藤風雅・真野友博・藤井菜々子らオレゴン世界選手権ファイナリストや日本保持者が多数出場予定!:日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2023年6月16日閲覧。

外部リンク

[編集]