東光院 (東京都日の出町)
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東光院 | |
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本堂 | |
所在地 | 東京都西多摩郡日の出町平井3963 |
位置 | 北緯35度44分41.3秒 東経139度16分28.5秒 / 北緯35.744806度 東経139.274583度座標: 北緯35度44分41.3秒 東経139度16分28.5秒 / 北緯35.744806度 東経139.274583度 |
山号 | 瑠璃山 |
院号 | 東光院 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 延長9年(931年) |
開基 | 平良文 |
文化財 | 東光院の梵鐘(日の出町指定有形文化財) |
法人番号 | 1013105001282 |
東光院(とうこういん)は、東京都西多摩郡日の出町にある曹洞宗の寺院。なお、約600メートル西に名称が酷似する東光寺がある。この寺も曹洞宗である。
歴史
[編集]931年(延長9年)、平良文の開基である。良文は、境内にある「妙見宮」(後述)の別当寺として、寺を創建した[1]。
境内には高木角恋坊の句碑がある。角恋坊は明治・大正期の川柳界の第一人者であった。毎年8月に「ほろほろ忌」が挙行されている[1]。
妙見宮
[編集]境内の脇の道から上に登ると「七星殿」(右横書き)の扁額が掛けられた韓国風建築物がある。これは1882年(明治15年)の火災で焼失した妙見宮を、1987年(昭和62年)に再建したものである。妙見信仰は良文の子孫である千葉氏が広く拡散させたが、元は飛鳥時代に高句麗や百済から渡来したものである。その縁により韓国風の妙見宮が建てられたのである[1]。
毎年5月3日になると、韓国の農楽隊が町内を練り歩き、韓国舞踊が披露される[2][1]。
文化財
[編集]- 東光院の梵鐘(日の出町指定有形文化財)[3]
交通アクセス
[編集]- 武蔵引田駅より徒歩26分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- インデックス 編著『訪ねてみたい東京のお寺』インデックス、2006年