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東原俊郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東原 俊郎(ひがしはら としろう、1946年(昭和21年) - )は、日本実業家東原興産代表取締役社長札幌ばんけい代表取締役社長、太陽育成会理事長

北海道深川市生まれ。札幌光星高等学校を経て[1]1966年(昭和41年)札幌短期大学商学科卒業。当初はトランペット奏者を志していたが、22歳のときに父が急逝し、家業の土建業を継ぐ。しかし結局会社は2年後に倒産してしまい、昼間はダンプカーの運転手、夜はススキノでトランペットを吹き、夜中にまたダンプカーで土砂運びという生活を30代後半まで続けた[2]

1988年(昭和63年)パチンコ産業の太陽グループ代表取締役社長・太陽流通代表取締役社長。1994年(平成6年)東原興産代表取締役社長。2000年(平成12年)太陽育成会理事長。2001年(平成13年)NPO法人理事長や太陽グループボランティアチーム理事長も務める。他に北海道少年軟式野球連盟名誉会長として各種スポーツや文化活動を支援している。函館市のまちづくりのためのふるさと納税として1億円を寄付した功績により、2020年(令和2年)に紺綬褒章を受章[3]

実弟はミュージシャンのジミー東原。バンド「ジミー東原オールスターズ」のメンバーとして、トランペット奏者としても現役で活動している[4]

著書

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  • 『うちのお父さんはパチンコ屋さん-夢は、みんなでカタッテ喋るべ!』(経済界、2001年)
  • 『会社のために働くな!』(ダイヤモンド社、2009年)

脚注

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  1. ^ koseidosokai. “吹奏楽部OB会(光奏会)、総会がありました - 札幌光星学園同窓会公式ブログ”. koseidosokai.blog.fc2.com. 2018年4月21日閲覧。
  2. ^ 社長東原の想い|株式会社太陽グループ”. www.taiyogroup.jp. 2018年4月21日閲覧。
  3. ^ 函館市が太陽グループ東原社長に紺綬褒章伝達
  4. ^ パチンコ業界誌 PLAY GRAPH WEB」『パチンコ業界誌 PLAY GRAPH WEB』。2018年4月21日閲覧。

参考文献

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  • 鶴蒔靖夫『太陽グループの挑戦:夢を駈ける男の物語「東原俊郎のフロンティアスピリット」』(IN通信社、2000年)
  • 『北海道人物・人材情報リスト2004 な-わ』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)