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東松寛文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東松 寛文
(とうまつ ひろふみ)
誕生 (1987-10-24) 1987年10月24日(37歳)[1]
日本の旗 日本岐阜県羽島市[1]
職業 作家リーマントラベラー
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 神戸大学経営学部卒業
ジャンル 随筆家旅行作家
デビュー作 『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(2018年)
活動期間 2016年 -
公式サイト リーマントラベラー 〜働きながら世界一周〜
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東松 寛文 (とうまつ ひろふみ、1987年10月24日[1] - )は、日本作家リーマントラベラー[1]・休み方研究家。岐阜県羽島市出身[1]神戸大学経営学部卒業[1]

平日は広告代理店で会社員として勤務[2] するかたわら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」。リーマントラベラー東松寛文の名称でも活動する。

社会人3年目に旅の楽しさに気づき[3]、それ以降で85か国204都市に渡航。"週末海外"のスペシャリストとして、テレビ・新聞・雑誌・ラジオ等のメディア出演や執筆をおこなっている。

来歴

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1987年10月、岐阜県羽島市に生まれる。岐阜県立岐阜高等学校を経て、2006年4月に神戸大学経営学部に進む。高校時はバスケットボール部、大学時はアメリカンフットボールレイバンズに所属した。[要出典]

2010年3月に大学を卒業して、4月に東京都内の広告代理店に入社した[要出典]。社会人3年目の2012年にNBAのプレーオフ観戦のため、上司を説得の末に5日間の休暇を取得してロサンゼルスへ旅行した際、現地の人々が平日の昼間から飲んで遊んでいる姿を見て「自分の人生を楽しむ」重要性を認識し、以後頻繁に好きな海外旅行を楽しむようになる[4][5][6][7][注釈 1]

2016年1月、「リーマントラベラー」と名乗り始める。サラリーマンを続ける傍ら、Webサイト「リーマントラベラー 〜働きながら世界一周〜」を立ち上げる。10月から12月にかけて「働きながら世界一周」を達成。平日、日本で働いている期間を”トランジット(乗り継ぎ)”期間と捉え、3か月間、毎週末海外旅行へ行き、5大陸18か国を訪問した。12月に『今、こんな旅がしてみたい!』(ダイヤモンド社)の中で、作家の角田光代脳科学者茂木健一郎らと並び、”旅のプロ8人”に選出される。[要出典]

2017年3月、初のテレビ出演(静岡放送『ノブコブの平成キニナルリサーチ』にて、週末だけでオーストラリアへ)。7月には「リーマントラベラー」Tシャツの発売を始め、Tシャツ購入者と力を合わせて全世界193か国を制覇する企画を立てるとともに、「リーマントラベラーと行く海外ツアー」を初めて開催した。[要出典]

2018年6月、初の著書となる『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』を河出書房新社から出版。10月にオンラインサロン『リーマントラベルサロン』を立ち上げた[要出典]

2019年1月、BUSINESS INSIDERが選ぶ、ミレニアル世代の才能や取り組みを表彰するアワード「BEYOND MILLENNIALS」において、Career部門、Readers部門のグランプリを受賞した[8]

2020年1月、YouTube公式チャンネルを開設し、YouTuberとしても活動をはじめる[要出典]

2021年8月、『ガイアの夜明け』の旅行特集で取り上げられる[9]

2021年より香港政府観光局「香港スーパーファン」、九州旅行博覧会「公式サポーター」、2022年よりオーストラリアケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使」[10]、岐阜県羽島市の「羽島市アンバサダー」[11]にそれぞれ就任。

2023年3月、約1か月半の育児休業期間中に家族でタイにて生活した[12]

人物

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「日本にいるときを“トランジット(乗り継ぎ)期間”」[13]や「金曜日に仕事が終わった瞬間から、月曜日に仕事が始まるまでが週末」といった発言をしている[7]。海外旅行を通じて気が付いた、「生き方には選択肢があること」を日本で伝えることを目標としている[14]

著書

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  • 『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』河出書房新社、2018年6月12日 ISBN 978-4-309-02676-3
  • 『人生の中心が仕事から自分に変わる! 休み方改革』徳間書店、2019年6月20日 ISBN 978-4-19-864877-0
  • 『週休二日環遊世界:「上班族旅人」快閃世界的奇蹟旅程』出色文化(台湾)、2019年8月6日 ISBN 978-9-86-978604-1
  • 『週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える 自分の時間の作り方』Gakken地球の歩き方〉、2022年7月21日 ISBN 978-4-058-01868-2

連載

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  • 「リーマントラベラーの弾丸日記」シティリビングWeb(サンケイリビング新聞社、2017年11月 - 2018年7月)
  • 「働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道」telling,(朝日新聞社、2018年4月 ー 2019年1月)
  • 「週末ジェットセッターのススメ」CLASSY.光文社、2018年8月 - 2019年4月、2019年10月 - 2019年11月)
  • 「自分を変える、旅をしよう。」telling,(朝日新聞社、2019年2月 - 2022年2月)
  • 「人生を味わう『ひとり旅』」DANRO(朝日新聞社、2019年9月 - 2020年3月)
  • 「週末だけでも世界一周」OCEANS Web(ライトハウスメディア、2023年11月 - )

脚注

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注釈

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  1. ^ NBA観戦の休暇を取った時期と期間について、2018年の「telling」(朝日新聞社)では「GWでも夏休みでもない時期」と述べているのに対し[5]、2019年の「R25」では「ゴールデンウィークに」「4連休に1日足して」行ったと述べている[6]

出典

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  1. ^ a b c d e f リーマントラベラー 〜働きながら世界一周〜
  2. ^ 国立国会図書館データベース Web NDL Authorities
  3. ^ 社会人のヒント:週末だけで70カ国を旅した会社員 リーマントラベラー東松寛文さん”. 毎日新聞 (2023年1月6日). 2024年4月7日閲覧。
  4. ^ “頑張ってます岐阜県人 東松 寛文さん リーマントラベラー”. 岐阜新聞. (2018年2月23日). オリジナルの2019年9月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190904063625/https://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/ganba/20180223-18647_7.html 2018年2月23日閲覧。 
  5. ^ a b リーマントラベラー×telling,編集長 旅の極意を大解剖!”. telling(朝日新聞社 (2018年9月16日). 2018年9月16日閲覧。
  6. ^ a b 週末で世界中を旅する“リーマントラベラー”が熱弁する「ビジネスに効く旅のメリット」”. 新R25 (2019年2月6日). 2019年7月10日閲覧。
  7. ^ a b 教えて先輩!「リーマントラベラー」東松寛文さん【前編】”. 日本放送協会. 2024年4月7日閲覧。
  8. ^ BEYOND MILLENNIALS 2019 - BEYOND MILLENNIALS (BUSINESS INSIDER)
  9. ^ 2021年8月20日 放送 第977回旅の常識が変わる!~コロナで変わる旅行のカタチ~ - 『ガイアの夜明け』公式ウェブサイト(テレビ東京)
  10. ^ “オーストラリア ケアンズ観光局、リーマントラベラー東松寛文氏を公式観光大使に任命”. 観光経済新聞. (2022年4月21日). https://www.kankokeizai.com/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%82%a2-%e3%82%b1%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%ba%e8%a6%b3%e5%85%89%e5%b1%80%e3%80%81%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%99/ 2024年4月6日閲覧。 
  11. ^ 羽島市アンバサダー”. 羽島市. 2024年4月6日閲覧。
  12. ^ 「育休→タイで1カ月半子育て」した僕が驚いた事”. 東洋経済オンライン (2023年10月9日). 2024年4月7日閲覧。
  13. ^ サラリーマンで世界一周達成した“リーマントラベラー”東松さん「日本にいる時をトランジットと思えば」”. スポーツ報知 (2019年1月25日). 2024年4月7日閲覧。
  14. ^ 東京・わたし:リーマントラベラー・東松寛文さん「おもてなしできる体制、国民レベルで作ろう」”. 毎日新聞 (2019年5月7日). 2019年7月10日閲覧。

外部リンク

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