柘植町
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(東柘植村から転送)
つげまち 柘植町 | |
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廃止日 | 1959年3月20日 |
廃止理由 |
新設合併 柘植町、春日村 → 伊賀町 |
現在の自治体 | 伊賀市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 阿山郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 22.90 km2 |
総人口 |
5,270人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 |
三重県 阿山郡春日村、阿山村 滋賀県 甲賀郡甲賀町 |
柘植町役場 | |
所在地 | 三重県阿山郡柘植町 |
座標 | 北緯34度50分30秒 東経136度14分29秒 / 北緯34.84153度 東経136.24147度座標: 北緯34度50分30秒 東経136度14分29秒 / 北緯34.84153度 東経136.24147度 |
ウィキプロジェクト |
柘植町(つげまち)は、三重県阿山郡にあった町。東海地方・近畿地方では珍しく自治体の町の読みが「まち」だった。現在の伊賀市の北東端にあたる。本項では町制前の名称である東柘植村(ひがしつげむら)についても述べる。
地理
[編集]- 段学:油日岳、霊山
- 河川:柘植川
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、上柘植村・野村・中柘植村・上村の区域をもって阿拝郡東柘植村が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が阿山郡に変更。
- 1942年(昭和17年)7月1日 - 東柘植村が町制施行・改称して柘植町となる。
- 1955年(昭和30年)8月1日 - 阿山村の一部(大字小杉)を編入。
- 1956年(昭和31年)8月1日 - 鈴鹿郡関町の一部(加太一ツ家)を編入。
- 1959年(昭和34年)3月20日 - 春日村と合併して伊賀町が発足。同日柘植町廃止。
首長
[編集]- 東柘植村長
- 福地銭吉[1]
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば東柘植村の篤農家は、「福地銭吉、藤井圓次郎、梅田竹次郎、梅澤梅次郎」などがいた[2]。
地域
[編集]- 柘植町立柘植小学校
- 柘植町立柘植中学校
交通
[編集]鉄道路線
[編集]道路
[編集]出身・ゆかりのある人物
[編集]- 福地銭吉(衆議院議員)[1]
- 藤島範平(旧姓・山内、工学博士、横浜船渠社長、帝国海事協会理事長)[3] - 本籍は東柘植村大字中柘植[3]。作家藤島泰輔の祖父。ジャニーズ事務所代表取締役社長藤島ジュリー景子の曽祖父。
脚注
[編集]- ^ a b 『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』305頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月24日閲覧。
- ^ 『大日本篤農家名鑑』222頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年4月12日閲覧。
- ^ a b 『大日本博士録 VOLUME V』工学220頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年4月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 『大日本博士録 VOLUME V』発展社、1921 - 1930年。
- 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局、1936年。
- 『角川日本地名大辞典 24 三重県』。