東雲佑
東雲 佑 | |
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ペンネーム |
東雲 佑 (しののめ たすく) |
誕生 |
1987年(36 - 37歳) 日本・群馬県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2016年 - |
ジャンル | 幻想小説など |
代表作 | 『図書館ドラゴンは火を吹かない』 |
主な受賞歴 | 第3回なろうコン追加受賞 |
デビュー作 | 『図書館ドラゴンは火を吹かない』 |
ウィキポータル 文学 |
東雲 佑(しののめ たすく、1987年[1] - )は、日本の群馬県出身の小説家である[1][2][3]。群馬県在住[4]。
概要
[編集]群馬県高崎市の小説家[2]。「東雲」はペンネームであり、夜明け前の空の色のことを指している[5]。
第3回ネット小説大賞(旧: なろうコン)で「図書館ドラゴンは火を吹かない」が追加受賞を果たし[6][7]、同作の書籍化に伴って2016年にデビューを果たした[1]。『図書館ドラゴンは火を吹かない』は続刊には至らなかったものの、東雲は「【書籍制作】東雲佑デビュー作『図書館ドラゴンは火を吹かない』2巻刊行プロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングサービスの「Makuake」を使ったクラウドファンディングプロジェクトによって物語の続編を提供することに成功した[8][9]。クラウドファンティングに伴って、同書のイメージソング『Liekki』(作曲: yukkedoluce)も発表された[9]。
東雲は「幻想小説」が人気の作家である[4]。龍ケ崎市を舞台とした小説「女化町の現代異類婚姻譚」を情報サイト「パンタポルタ」で連載していた縁で、2020年2月には東雲と共に龍ケ崎市のまちを巡るというまち歩きイベントも開催予定であったが、コロナ禍に伴い中止となった[4][10]。2022年3月6日に「女化町の現代異類婚姻譚」が完結した際には「エリート情報茨城県南版」内で一面記事が組まれた[3]。
人物
[編集]尊敬する作家としては古川日出男の名前をあげている[5]。元茨城県民の妻がいる[3]。ゲーム『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の攻略本を読んだときに、モンスターの神話伝説上におけるプロフィールが詳しく描かれていたことを機に神話に興味を持ち始めたと話している[11]。また、好きな神話はフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』であると話している[12]。2018年1月下旬、「ノザキのコンビーフ」の巻き取り鍵がついていないことをTwitter上で呟いたことを受けて川商フーズの担当者が行った対応が「神対応」だと話題となり、一連の流れはネットニュースにも掲載された[13]。
作品一覧
[編集]書籍
[編集]- 『図書館ドラゴンは火を吹かない』(イラスト: 輝竜司、宝島社、2016年2月20日、ISBN 978-4-8002-4984-5)[5]
エッセイ
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 株式会社ローソンエンタテインメント. “東雲佑|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “妻に化けた狐伝説息づく 茨城・龍ケ崎の女化神社:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b c 「茨城と地続きの物語 「女化町の現代異類婚姻譚」完結」『エリート情報茨城県南版』4月30日号、2022年4月30日。
- ^ a b c 「読めば龍ケ崎市が「聖地」になる小説 女化町の現代異類婚姻譚」『エリート情報茨城県南版』11月20日号、2021年11月20日。
- ^ a b c “図書館ドラゴンは火を吹かない│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル”. 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “図書館ドラゴンは火を吹かない 最新情報”. www.cg-con.com. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “第3回受賞作品 | ネット小説大賞”. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “【特別企画】著者と編集者が語る『図書館ドラゴンは火を吹かない』200万円超で大成功したクラウドファンディング実行から成功まで”. ラノベニュースオンライン. 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b “Makuake|【書籍制作】東雲佑デビュー作『図書館ドラゴンは火を吹かない』2巻刊行プロジェクト|Makuake(マクアケ)”. Makuake(マクアケ). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “2/12~参加者募集開始!ネット小説の舞台となった龍ケ崎市内を作者と歩こう! 「作家と歩く龍ケ崎~『女化町の現代異類婚姻譚』の舞台をめぐる~」”. 龍ケ崎市. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “パンタポルタ: ゲストと語る異類婚姻譚 ~東雲佑 × 塩田信之~〈前編〉”. パンタポルタ. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “パンタポルタ: ゲストと語る異類婚姻譚 ~東雲佑 × 塩田信之~〈後編〉”. パンタポルタ. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “ノザキのコンビーフ「神対応」に称賛 開封用の「鍵」がないとツイートしたら...”. J-CAST ニュース (2018年2月8日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “パンタポルタ: 『作家と学ぶ異類婚姻譚』特設ページ”. パンタポルタ. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “パンタポルタ: 現代異類婚姻譚 特設ページ”. パンタポルタ. 2022年6月12日閲覧。