松宮圭太
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松宮 圭太 | |
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生誕 | 1980年11月10日(44歳) |
出身地 | 日本 京都府京都市 |
学歴 |
愛知県立芸術大学 東京芸術大学大学院美術研究科 パリ国立高等音楽院作曲科 |
ジャンル | クラシック |
職業 | 作曲家 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
松宮 圭太(まつみや けいた、1980年11月10日 - )は、日本の現代音楽作曲家。
略歴
[編集]京都府京都市出身。愛知県立芸術大学作曲専攻(音楽学)卒業後、東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。大学院在学中に古川聖、夏田昌和に作曲を師事し、アリオン音楽財団勤務を経て渡仏。パリ国立高等音楽院作曲科に審査員満場一致で入学、首席卒業の後、大学院作曲科修了。作曲をフレデリック・デュリユー、ジェラール・ペソン、電子音楽をルイス・ナオン、楽曲分析をクロード・ルドゥ、ミカエル・レヴィナス、管弦楽法をマーク=アンドレ・ダルバヴィに師事。2012年IRCAM作曲研究課程修了。ロームミュージックファンデーション研修生(2008年-2011年)、メイヤー財団研修生(2011年、2012年)。
ロレーヌ国立管弦楽団、アンサンブルTIMF、アンサンブル・ルガール、ターナ弦楽四重奏団らと仕事をし、ジャン・ドロワイエ、ジャン=フィリップ・ヴュルツ、スーユル・チョイ、ジュリアン・ベネトらの指揮によって初演されている。クラングシュプーレン音楽祭 (オーストリア)[1]で紹介、作品委嘱を受ける他、統営国際音楽祭 (韓国)[2]、武生国際音楽祭[3]、アルスムジカ (ベルギー)、トーキョーワンダーサイトなどで作品が取り上げられ、ラジオ・フランスの音楽番組フランス・ミュジークにて作品が放送される[4]。作品は仏Edition Tempéramentより出版。
大駱駝艦壺中天公演『阿修羅』(2015年)にて舞台音楽を担当。
受賞歴
[編集]- 武生作曲賞受賞(審査: 細川俊夫、マーク・アンドレ、望月京、伊藤弘之)(2010年)
- サントル・アカント夏期現代音楽講習会入選(審査: 陳銀淑、フィリップ・ユレル、オスカー・ストラスノイ)(2011年)
- デステロス作曲コンクール佳作 (第一位空位第三位) (審査: パナヨティス・ココラス、ペート・ストレリー、イングリッド・ドレーズ、ヤンス・ヘドマン、マリオ・マリー)(2015年)
作品
[編集]舞台音楽
[編集]- 《ASURA》大駱駝艦 壺中天公演(2015年)
器楽合奏曲
[編集]- 《鵺》管弦楽のための(2008年-2010年)
- 《パラ・ドクサ》弦楽十重奏のための(2009年)
- 《時の破片》十三人の器楽奏者のための(2011年)
- 《ソリトン》室内オーケストラと電子音響のための(2013年) - デステロス作曲コンクール佳作入選作
室内楽曲
[編集]- 《ドクサ・ドグマ》弦楽三重奏のための(2009年)
- 《捻れた果実》クラリネットとピアノのための(2010年)
- 《放射状に割れた硝子》フルートとハープのための(2010年) - 武生作曲賞受賞作
- 《いろは歌》ソプラノと十三弦箏のための(2011年) - 仏Air Mail Musicレーベルより出版
- 《デヴィアシオン》ファゴットとギターの(2014年)
- 《デヴィアシオン》バリトンサックスとギターの(2015年)
- 《風露・風配》フルート、クラリネット、打楽器、ピアノと弦楽三重奏の(2015年)
ミクスト (器楽+電子音響)
[編集]- 《スプロケット》フルートとハープと電子音響のための(2010年)
- 《ダングルベール讃》チェンバロと電子音響のための(2011年)
- 《奇想曲》ヴィオラと電子音響のための(2012年-2013年)
- 《フォトン・エミッション》サックスと電子音響のための(2013年)
独奏曲
[編集]- 《ディアロゴス》バリトンサックスのための(2010年)
- 《沈黙・刹那・回帰》ピアノのための(2013年)
電子音響音楽
[編集]- 《撓曲》 電子音響音楽(2009年)
- 《気紛れな波動》電子音響音楽(2011年)
- 《Csoundのためのエチュード》 電子音響音楽(2011年)
- 《Les flots s’élèvent》 電子音響音楽(2014年)
脚注
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 松宮圭太 (@keitamatsumiya) - X(旧Twitter)
- 松宮圭太 - YouTubeチャンネル