松尾慎治
まつお しんじ 松尾 慎治 | |
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生誕 | 1983年 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学商学部 |
職業 | 実業家 |
松尾 慎治(まつお しんじ、1983年- )は、日本の実業家、マーケター。リクルートにてスタディサプリのプロデューサー・マーケティング責任者を経て、現在はCake.jpのチーフ・マーケティング・オフィサー。
経歴
[編集]2006年、リクルートに入社。デジタルマーケティング部門での自社Webサービス(じゃらん、SUUMO、HOT PEPPER、リクルートエージェントなど)のプロダクト開発・集客・調査/データ分析等の担当を経て、2011年にスタディサプリ(旧称 受験サプリ)を発案。高校生の潜在ニーズの探索中に受験における所得格差や地域格差のインサイトをつかみ発案し創業メンバーとして新規事業開発に従事[1][2]。2013年、スタディサプリのプロデューサーとしてグッドデザイン賞を受賞。教育格差という社会課題に対し「どこに住んでいても都市部に住んでいる受験生と同じクオリティーの教育を享受できる、これまでに類のない新規性の高いサービス」として評価されている[3]。
2019年、「未来をつくるデジタルマーケター52人」に選出[4]。
2021年、ケーキ・スイーツ専門の通販サービスCake.jp[5]に参画。チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)[6]。Cake.jpのプロモーションや商品開発を統括。商品開発ではメイン顧客である子供を持つママ・パパのスイーツの購入ニーズを探索し、知育×食育に商機があるというインサイトをつかみ、子供が好きな絵本の世界を表現したクッキー缶と絵本のセット商品を開発しヒットしている[7][8]。また、子どもの誕生日ケーキを買えない経済困窮家庭があることを知り、Cake.jpでの購入時に少額の寄付ができる機能でNPOと連携し毎月誕生日ケーキを届けるプロジェクトを立ち上げ、社会課題への取り組みも行っている[9]。
賞歴
[編集]・2013年 グッドデザイン賞
・2019年 未来をつくるデジタルマーケター52人
脚注
[編集]- ^ “DIGIDAY HOT TOPIC SUBSCRIPTION”. DIGIDAY 日本版. 2024年12月12日閲覧。
- ^ “月980円のオンライン予備校「受験サプリ」は、どのようして生まれたのか”. ITmedia ビジネスオンライン (2014年4月25日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “2013グッドデザイン賞”. GOOD DESIGN AWARD. 2024年12月12日閲覧。
- ^ “未来をつくるデジタルマーケター52人”. 2019年2月号 宣伝会議. 2024年12月12日閲覧。
- ^ “廃業免れた店も…「町のケーキ屋さん」ネット通販で支える”. 日刊工業新聞 2024年02月08日 (2024年2月13日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “執行役員制度の導入及び執行役員の選任に関するお知らせ”. Cake.jp INFORMATION (2022年1月7日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “2024年8月26日付 『日経MJ』にて、Cake.jpが紹介されました”. Cake.jp INFORMATION (2024年8月30日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “Cake.jp、洋菓子店の助っ人 漫画キャラ使用も代理交渉”. 日本経済新聞 (2024年8月31日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “WEB特集 誕生日ケーキが買えない”. NHK ニュース記事 (2022年10月31日). 2024年12月12日閲覧。