コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松岡惠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松岡恵から転送)
松岡 惠
(まつおか めぐみ)
居住 日本の旗 日本
研究分野 看護学
研究機関 聖路加国際病院
東京医科歯科大学
静岡県立大学
出身校 聖路加看護大学
衛生看護学部卒業
聖路加看護大学大学院
看護学研究科修士課程修了
東京大学大学院
医学系研究科第一種博士課程修了
主な業績 助産ケアの開発と効果の検証
出産後の女性と家族に対する育児支援の研究
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

松岡 惠(まつおか めぐみ)は、日本看護学者母性看護学・助産学)。学位は保健学博士東京大学1990年)。静岡県立大学大学院看護学研究科教授・看護学部教授、一般社団法人日本助産学会理事。「惠」ではなく「恵」を用いて松岡 恵(まつおか めぐみ)とも表記される。

来歴

[編集]

生い立ち

[編集]

聖路加看護大学に入学し、衛生看護学部の衛生看護学科にて看護学を学んだ。1981年、聖路加看護大学を卒業する[1]。その後、聖路加看護大学の大学院に進学し、看護学研究科にて研究を行った。1983年、聖路加看護大学の大学院の修士課程を修了する[1]。その結果、1983年に、聖路加看護大学から看護学修士の学位を授与された。 聖路加看護大学大学院修了後、聖路加国際病院に採用された[2]。聖路加国際病院では産科病棟の分娩室を担当し、1986年まで勤務した[2]。その後、東京大学の大学院にて、医学系研究科の保健学専攻にて保健学を学んだ。1990年、東京大学の大学院の第一種博士課程を修了する[1]。その結果、1990年に、東京大学から保健学博士の学位を授与された[3]。論文の題は「乳児期早期の睡眠覚醒リズムの発達とそれにおよぼす哺乳の影響について」[4]

学究活動

[編集]

東京大学大学院修了後、東京医科歯科大学に採用された[2]医学部の保健衛生学科に配属され、看護学専攻の助手として勤務した[2]1993年には、東京医科歯科大学の医学部保健衛生学科にて、看護学専攻の助教授に昇任した[2]1999年、東京医科歯科大学の医学部保健衛生学科にて、看護学専攻の教授に昇任した[2]。また、2001年には所属先が変更となり、東京医科歯科大学の大学院保健衛生学研究科総合保健看護学専攻にて、リプロダクティブヘルス看護学分野を担当する教授となった[2]2008年、東京医科歯科大学から静岡県立大学に転じた[2]

現在は、静岡県立大学の大学院にて、看護学研究科看護学専攻の教授を務めている[5]。また、兼務する職として、静岡県立大学看護学部看護学科の教授も兼任している[5]。また、日本助産学会では理事に就任しており[6][7]、理事として「表彰関連選考」を担当するとともに業務検討委員会の委員長を務めている[8]。さらに、日本思春期学会でも、理事に就任している[6][9]

研究

[編集]

専門は看護学であり、特に母性看護学や助産学といった領域を中心に研究している[10]。具体的には、助産に関連する研究として、助産ケアの開発や、産後の女性、および、その家族に対する育児支援などに取り組んでいる[11]。また、そのほかにも、性や生殖など関連する健康問題について、患者自身によるケアの導入および推進に力を入れている[11]

略歴

[編集]

著作

[編集]

共著

[編集]

編纂

[編集]

翻訳

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 「最終学歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  2. ^ a b c d e f g h 「主な経歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  3. ^ 「学位」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  4. ^ 博士論文書誌データベース
  5. ^ a b 「教員情報詳細」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  6. ^ a b 「所属学会」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  7. ^ 「理事・監事名簿」『組織と運営』日本助産学会。
  8. ^ 「運営一覧表」『組織と運営』日本助産学会。
  9. ^ 「日本思春期学会の役員名簿」『平成21年度 役員』日本思春期学会。
  10. ^ 「専門分野」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  11. ^ a b 「主要研究テーマ」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]