松平氏 (徳川家康側室)
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松平氏(まつだいらし、生没年不明)は、安土桃山時代の女性。徳川家康の側室。石川康正の正室。松井松平家初代当主・松平康親の継室。
父は能見松平家3代当主・松平重吉。子どもに石川数正、松平康重がいる。
生涯
[編集]能見松平家3代当主・松平重吉の娘として生まれ、松平氏の家臣である石川康正の正室となり、1533年(天文2年)に石川数正を出産[1]。
1563年(永禄6年)に康正が亡くなると、徳川家康に仕え、側室となり、家康の指令で松井松平家初代当主・松平康親の継室となる[1][2]。
康親との間には1568年(永禄11年)に嫡男の松平康重を生んでいる[3]。なお『三河志』は以上の経歴を持つ女子を加茂氏とし、康重は家康の落胤で次郎右衛門という人物の娘を母とする説がある[4][5]。