コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松本富生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松本 富生
生誕 1937年
大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮 慶尚南道三千浦市
(現大韓民国の旗 大韓民国慶尚南道泗川市
死没 (2018-02-17) 2018年2月17日(80歳没)
日本の旗 日本 栃木県宇都宮市
国籍 日本の旗 日本
職業 小説家
代表作野薔薇の道
受賞 1986年文學界新人賞
(『野薔薇の道』)
テンプレートを表示

松本 富生(まつもと とみお、1937年 - 2018年2月17日[1])は、元韓国籍の日本の小説家

朝鮮南部慶尚南道三千浦市実安洞生まれ。栃木県宇都宮市在住。5歳で両親の徴用[2]に伴って来日。栃木県立大田原高等学校明治大学文学部英米文学科卒。1972年日本国籍取得。喫茶店やボウリング場、レストランなど様々な職業を経験する。小説は立松和平のすすめで書き始めた。1986年「野薔薇の道」で文學界新人賞受賞(片山恭一と同期)。栃木県文学大賞選考委員。栃木県文芸家協会常任理事。

著書

[編集]
  • 野薔薇の道 下野新聞社 1990.10
  • 風の通る道 下野新聞社 1995.12
  • 慟哭の余笹川 濁流を呑む男 下野新聞社 1999.1
  • 生命のかぎりに 下野新聞社 2003.7
  • 愛は理解の別名なり 文学的に語る人権問題と心のありかた 雁塔舎 2004.2
  • 恩愛の絆 無窮花の国から 勉誠出版 2006.12

脚注

[編集]
  1. ^ 追悼松本富生”. 栃木県立図書館. 2020年10月4日閲覧。
  2. ^ 2016年11月12日放送「家、ついて行ってイイですか?」での本人の発言より

関連項目

[編集]