松本富生
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松本 富生 | |
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生誕 |
1937年 日本統治下朝鮮 慶尚南道三千浦市 (現 大韓民国・慶尚南道泗川市) |
死没 |
2018年2月17日(80歳没) 日本 栃木県宇都宮市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 小説家 |
代表作 | 『野薔薇の道』 |
受賞 |
1986年文學界新人賞 (『野薔薇の道』) |
松本 富生(まつもと とみお、1937年 - 2018年2月17日[1])は、元韓国籍の日本の小説家。
朝鮮南部慶尚南道三千浦市実安洞生まれ。栃木県宇都宮市在住。5歳で両親の徴用[2]に伴って来日。栃木県立大田原高等学校、明治大学文学部英米文学科卒。1972年日本国籍取得。喫茶店やボウリング場、レストランなど様々な職業を経験する。小説は立松和平のすすめで書き始めた。1986年「野薔薇の道」で文學界新人賞受賞(片山恭一と同期)。栃木県文学大賞選考委員。栃木県文芸家協会常任理事。
著書
[編集]- 野薔薇の道 下野新聞社 1990.10
- 風の通る道 下野新聞社 1995.12
- 慟哭の余笹川 濁流を呑む男 下野新聞社 1999.1
- 生命のかぎりに 下野新聞社 2003.7
- 愛は理解の別名なり 文学的に語る人権問題と心のありかた 雁塔舎 2004.2
- 恩愛の絆 無窮花の国から 勉誠出版 2006.12
脚注
[編集]- ^ “追悼松本富生”. 栃木県立図書館. 2020年10月4日閲覧。
- ^ 2016年11月12日放送「家、ついて行ってイイですか?」での本人の発言より