松村正義
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松村 正義(まつむら まさよし、1928年(昭和3年)3月27日 - )は、日本の歴史学者、政治学者。帝京大学名誉教授。専門は近代日本外交史、特に外交宣伝、国際交流史。法学博士。
略歴
[編集]福井県出身。東京大学法学部を卒業し、1952年(昭和28年)外務省に入省。1970年(昭和45年)ニューヨーク領事。1975年(昭和50年)国際交流基金に勤務。1979年(昭和54年)法学博士号を取得。1985年(昭和60年)米国コロンビア大学東アジア研究所客員研究員、1988年帝京大学教授を経て、2003年から日露戦争研究会会長[1]。
外務省入省同期
[編集]著書
[編集]- 『ハドソン川は静かに流れる 私の日米外交史』(新日本教育図書、1975年)
- 『タウンセンド・ハリスの故郷』(新日本教育図書、1977年)
- 『日露戦争と金子堅太郎 広報外交の研究』(新有堂、1980年、増訂版1987年)
- 『ポーツマスへの道 黄禍論とヨーロッパの末松謙澄』(原書房、1987年)
- 『国際交流史 近現代の日本』(地人館、1996年、新版2002年)
- 『日露戦争100年 新しい発見を求めて』(成文社、2003年)
- 『日露戦争と日本在外公館の“外国新聞操縦”』(成文社、2010年)
- 『金子堅太郎 槍を立てて登城する人物になる』(ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2014年)
脚注
[編集]- ^ 中国勤務を望んだ気概ある外交官伊集院彦吉”. 外務省外交史料館. 2014年4月2日閲覧。 “