松永正訓
表示
松永 正訓(まつなが ただし、1961年 - )は、日本の医師。
経歴
[編集]1961年、東京都足立区[要出典][1]生まれ。東京都立白鷗高等学校を経て[要出典][1]、1987年、千葉大学医学部を卒業し[2]、小児外科医となる。
1993年、小児がん(神経芽腫)の遺伝子研究により医学博士号を修得。1999年、千葉大医学部講師。
日本小児外科学会・最優秀演題会長特別表彰を1999年に受けた[2]。このほか国際小児がん学会・Best Poster Prizeなど[要出典]多くの賞を受けている[2]。
専門は、小児がんの集学的治療と新生児外科学。200人以上の小児固形がんの治療に携わった。手術のみならず、自らの手で「超大量化学療法+造血幹細胞移植」まで行った。[要出典]
日本小児肝がんスタディーグループ(JPLT)スタディーコーディネーターを務めた[要出典]。
2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長[2]。
著書
[編集]◯単行本
- 『命のカレンダー 小児固形がんと闘う』講談社、2008年
- 『命のダイアリー 小児がんを乗り越えた少年・少女たち』講談社、2009年
- 『がんを生きる子 ある家族と小児がんの終わりなき闘い-』講談社、2011年
- 『運命の子 トリソミー:短命という定めの男の子を授かった家族の物語』小学館、2013年 - 第20回小学館ノンフィクション大賞
- 『子どもの危険な病気のサインがわかる本』講談社、2016
- 『呼吸器の子』現代書館、2017年
- 『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』中央公論新社、2018年 - 第8回日本医学ジャーナリスト協会賞・大賞
- 『いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき』中央公論新社、2019年
- 『小児科医が伝えるオンリーワンの花を咲かせる子育て』文藝春秋、2020年
- 『発達障害 最初の一歩』中央公論新社、2020年
- 『どんじり医』CCCメディアハウス、2020年
- 『ぼくとがんの7年』医学書院、2021年
- 『1文が書ければ2000字の文章は書ける』日本実業出版社、2023年
- 『患者の前で医者が考えていること』三笠書房、2024年
◯文庫本
- 『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』中公文庫、2014年(『命のカレンダー』に加筆し改題)
- 『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』中公文庫、2023年(単行本に最終章を加筆)
◯新書
- 『子どもの病気 常識のウソ』中公新書ラクレ、2017年
- 『患者が知らない開業医の本音』新潮新書、2023年
- 『開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて』中公新書ラクレ、2024年
- 『ドキュメント 奇跡の子:トリソミーの子を授かった夫婦の決断』新潮新書、2024年
脚注
[編集]- ^ a b “院長の素顔-裏の履歴書”. 松永クリニック小児科・小児外科. 2019年2月26日閲覧。
- ^ a b c d 松永正訓の小児医療~常識のウソ - ヨミドクター(YOMIURI ONLINE)