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松浦鉄道MR-400形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松浦鉄道MR-400形気動車
MR-401(佐々駅)
基本情報
製造所 新潟鐵工所
主要諸元
軌間 1,067 mm
最高速度 95 km/h
車両定員 124名(座席55名)
自重 29t
全長 18,500 mm
全幅 2,990 mm
全高 4,000 mm
台車 FS211
機関出力 新潟原動機DMF13HZ 330PS/2000rpm × 1
変速機 TACN-22-1622(変速1段・直結2段自動切替)
保安装置 ATS-SKEB装置列車無線装置
備考 [1][2]
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MR-401車内

松浦鉄道MR-400形気動車(まつうらてつどうMR-400がたきどうしゃ)は松浦鉄道が保有・運行する鉄道車両気動車)である。

概要

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1998年(平成10年)に1両 (MR-401) が新潟鐵工所で製造された。前面貫通形両運転台車でワンマン運転対応。

構造

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車体

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新潟鐵工所で製造されたローカル線向け軽快気動車NDCシリーズの一つ。18m級としては標準的な車両構造であり、同じ九州内でも九州旅客鉄道(JR九州)キハ125形島原鉄道キハ2500形といった類似車両が運用されている(ただしこれらの車両とは異なり本形式には車外へのバックミラーの取り付けが行われている)。

松浦鉄道としては初めての18m級車体を持つ車両である(開業以来のMR-100形・MR-200形・MR-300形と比べて約2m長い)。乗客用扉はMR-100形等の折り戸から引き戸に改められた他、運転席側のみだが運転士用の扉が別に設けられた。

車内設備

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車内はセミクロスシートで、車両中央部に固定クロスシート(ボックスシート)が4組設けられている。トイレは設置されていない。

ワンマン運転に対応し、運賃表示器運賃箱・整理券発行機がそれぞれ運転席近くに前後1つずつ設置されている。本形式とMR-500形小田原機器製のバーコード整理券対応自動読取式の運賃箱が備えられていたが、一般の運賃箱に取替えられている。

運用

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松浦鉄道西九州線全線において、他の形式と共通運用されている。2007年3月から営業運転を開始したMR-600形による置き換え対象からは外されている。

脚注

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