松田治
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松田 治(まつだ おさむ、1940年6月12日[1] - 2006年)は、日本の古典古代文学者。
略歴
[編集]奄美大島生まれ。東京教育大学文学部卒業。東京大学大学院西洋古典学修士課程修了。
著書
[編集]- 『ローマ神話の発生 ロムルスとレムスの物語』 社会思想社 1980.11
- 『世界の英雄伝説 7 アエネアスの冒険 ローマ建国の英雄たち』 筑摩書房 1987.4
- 『古代神話の英雄像 ギリシャ・ローマ神話論の試み』 八千代出版 1988.5 (関東学院大学人文科学研究所叢書)
- 『トロイア戦争全史』講談社学術文庫 2008.9
翻訳
[編集]- 『ギリシア神話の本質』 G・S・カーク、辻村誠三・吉田敦彦共訳 叢書ウニベルシタス・法政大学出版局 1980,10
- 『世界文学の文献学』 エーリヒ・アウエルバッハ、高木昌史・岡部仁共訳 みすず書房 1998.9
- 『トロイア戦記』 クイントゥス 講談社学術文庫 2000.9
- 『ヘレネー誘拐・トロイア落城』 コルートス/トリピオドーロス 講談社学術文庫 2003.2
- 『ギリシャ神話集』 ヒュギーヌス、青山照男共訳 講談社学術文庫 2005.2
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.587