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松石勝彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松石 勝彦(まついし かつひこ、1934年5月26日-2017年10月24日)は、日本マルクス経済学者、一橋大学名誉教授。

大阪生まれ。1960年一橋大学経済学部卒業、1968年京都大学大学院経済博士課程単位取得退学、95年「資本論の解明」で経済学博士カリフォルニア大学バークレー校ケンブリッジ大学に学ぶ。1968年一橋大学経済学部専任講師、71年助教授、78年教授、99年定年退官、名誉教授[1]大妻女子大学社会情報学部教授。中国河南大学名誉教授。専門は経済理論、現代資本主義論[2]

指導学生に一橋大学名誉教授 福田泰雄[3]、一橋大教授 石倉雅男[4]立教大学名誉教授 北原徹[5]法政大学名誉教授 屋嘉宗彦[6]など。

著書

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  • 『独占資本主義の価格理論』新評論 現代経済学叢書 1972
  • 資本論研究』三嶺書房 1983
  • 『資本論の基本性格』大月書店 1985
  • 『資本論の方法』青木書店 1987
  • 『現代経済学入門』青木書店 1988
  • 『マルクス経済学』青木書店 1990
  • 『資本論の解明』青木書店 1993
  • 『コンピュータ制御生産と巨大独占企業』青木書店 1998
  • 『『資本論』と産業革命』青木書店 2007

共編著

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翻訳

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脚注

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  1. ^ 松石勝彦名誉教授年譜」『一橋論叢』第121巻第6号、日本評論社、1999年、970-971頁、doi:10.15057/10643hdl:10086/10643ISSN 0018-2818NAID 110000316535 
  2. ^ 『『資本論』と産業革命』著者紹介
  3. ^ 昭和55年 学位授与・単位修得論文一覧」『一橋研究』第6巻第1号、一橋研究編集委員会、1981年、107-111頁、doi:10.15057/6324hdl:10086/6324ISSN 0286-861X 
  4. ^ 1988年度博士課程単位修得論文・修士論文題目」『一橋研究』第14巻第2号、一橋研究編集委員会、1989年、87-91頁、doi:10.15057/6013hdl:10086/6013ISSN 0286-861X 
  5. ^ 黒木龍三「北原徹先生の人と学問」『立教經濟學研究』第69巻第3号、2016年、197-204頁、doi:10.14992/00011955ISSN 00355356 
  6. ^ 昭和49年度学位授与単位修得論文」『一橋研究』第29巻、一橋大学大学院生自治会、1975年、231-236頁、doi:10.15057/6551hdl:10086/6551ISSN 0286-861X