松花堂
表示
松花堂(しょうかどう)は、江戸時代初期の僧侶(石清水八幡宮の社僧)で文化人であった松花堂昭乗がその晩年の寛永14年(1637年)に構えた草庵の名称である。現在の京都府八幡市、石清水八幡宮のある男山の東麓に泉坊という宿坊があり、その中にこの草庵があった。
男山には石清水八幡宮に所属する宿坊が多数建っており「男山四十八坊」とも呼ばれたが、明治初年の神仏分離で宿坊はすべて撤去され、松花堂も旧所在地の南方に移築。現在は「松花堂庭園・美術館」という文化施設となっており、財団法人やわた市民文化事業団が管理運営している。現・松花堂は、移転前の旧地とともに「松花堂及びその跡」の名称で国の史跡に、「松花堂及び書院庭園」の名称で国の名勝に指定されている。
施設
[編集]松花堂庭園
[編集]- 外園 - 約400種類の竹がある池泉回遊式日本庭園
- 茶室 - 松隠、梅隠、竹隠
- 砧の手水鉢
- 松花堂美術館別館 - ギャラリー2室
- 女郎花塚
松花堂美術館
[編集]ギャラリー
[編集]-
内園(草庵茶室「松花堂」前庭)
-
外園
-
女郎花塚
-
茶室竹隠
-
松花堂美術館
交通アクセス
[編集]周辺情報
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯34度52分46.5秒 東経135度42分6.4秒 / 北緯34.879583度 東経135.701778度