板津邦夫
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板津 邦夫(いたづ くにお、1931年4月14日[1] - 2023年1月26日[2])は、日本の彫刻家。北海道教育大学名誉教授。
北海道出身[3]。北海道札幌東高等学校、東京芸術大学卒業。東京芸術大学では石井鶴三に師事した。木の特性を生かした、土俗的風合いを持った自由で斬新な木彫作品で知られる。北海道教育大学旭川校の彫刻ゼミの卒業生らでつくる彫刻グループ「青銅会」の設立者・指導者。
略歴
[編集]- 1931年 北海道に生まれる
- 1956年 東京芸術大学彫刻専攻科修了
- 1959年 北海道美術協会会員
- 1961年 北海道教育大学旭川分校(現・旭川校)着任
- 1965年 自由美術協会会員
- 1995年 北海道教育大学名誉教授
受賞
[編集]主な作品
[編集]- 北の柱頭(1961年、芸術の森美術館所蔵)
- 双貌(1964年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 人 (い)(1965年、芸術の森美術館所蔵)
- 幣(1965年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 木のなかの顔(1967年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 星と月と(1972年)
- 木偶(1977年、芸術の森美術館所蔵)
- 仮面(1979年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 大きな仮面(1981年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 夜の日時計(1981年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 木の花(1981年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 木の人(1984年、北海道立旭川美術館所蔵)
- 風神・雷神(1990年)
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.52。
- ^ “板津邦夫さん死去 彫刻家、道教大名誉教授”. 北海道新聞デジタル. (2023年1月29日) 2023年1月30日閲覧。
- ^ 北海道新聞、2010年7月12日朝刊22面