板獄門
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板獄門(いたごくもん)は、江戸時代、堂島米会所の仲買人に下される処分のひとつ。
堂島米会所の仲買人が、藩の蔵屋敷の払米入札に際して、無敷返米(落札しながら敷銀をいれることができない)や、敷銀流返米(敷銀をいれて期日に代金を払い得ない)を行ったために、落札が無効となり、将来、その蔵屋敷の蔵名前(その蔵屋敷に出入りし得る仲買をいう)から削除されるという処分である。
板獄門と呼ぶ由来は、次のような看板を出して、将来の入札の権利を剥奪されたからである。
敷銀流返米の場合も、同様の看板が出された。仲買人はこの処分にあうことを、もっとも恥辱とした。
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