林光寺 (さいたま市)
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林光寺 | |
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所在地 | 埼玉県さいたま市西区植田谷本504 |
位置 | 北緯35度53分32.5秒 東経139度35分46.3秒 / 北緯35.892361度 東経139.596194度座標: 北緯35度53分32.5秒 東経139度35分46.3秒 / 北緯35.892361度 東経139.596194度 |
山号 | 金剛山 |
院号 | 華蔵院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 貞観5年(863年) |
開山 | 益信 |
中興年 | 承久2年(1220年) |
中興 | 円祐 |
文化財 | 林光寺絹本着色真言八祖画像、林光寺銅鐘、林光寺朱印状(以上、さいたま市指定有形文化財) |
法人番号 | 6030005000334 |
林光寺(りんこうじ)は、埼玉県さいたま市西区にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]863年(貞観5年)、益信によって開山された。境内からは、創建当初のものと思われる平安時代の瓦が出土している。その後、1220年(承久2年)に円祐によって中興された。円祐は開山の益信が興した「広沢流」の法流に属しており、祖師の足跡を求めて当寺に至り中興したものである[1]。
鎌倉時代、当地は足立氏の所領であった。当寺の近くに「あだち殿の御屋敷跡」と呼ばれるところがあり、ここが足立氏の居館だったという説がある。江戸時代の名主だった「小島家」は足立氏の末裔といわれており、当寺を菩提寺にしていた[1]。
1590年(天正18年)、関東地方の新領主となった徳川家康は、領内の主要寺社に寺社領を安堵する領知朱印状を交付した。当寺は朱印状が交付された旧大宮市内の8寺社の内の一つである[1]。
文化財
[編集]- 林光寺絹本着色真言八祖画像(さいたま市指定有形文化財 昭和32年3月6日指定)[2]
- 林光寺銅鐘(さいたま市指定有形文化財 昭和50年2月7日指定)[3]
- 林光寺朱印状(さいたま市指定有形文化財 昭和55年6月6日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 路線バス水判土停留所より徒歩11分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 橋本栄 著『林光寺≪大宮≫(さきたま文庫47)』さきたま出版会、1995年