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林小参

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林小参
はやし こさん
生年月日 1863年3月9日
出生地 日本の旗 日本 尾張国春日井郡上条村
(現愛知県春日井市上条町)
没年月日 (1921-11-21) 1921年11月21日(58歳没)
前職 農業
所属政党 (壬寅会→)
(中正倶楽部→)
甲辰倶楽部
親族 養父・林金兵衛(東春日井郡長)

選挙区 愛知県郡部選挙区
当選回数 3回
在任期間 1902年8月 - 1908年3月27日


東春日井郡会議員

連合村議会議員

和爾良村会議員
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林 小参(小參、はやし こさん、1863年3月9日(文久3年1月20日[1])- 1921年大正10年)11月21日[2][注釈 1])は、明治から大正期の農業経営者、政治家衆議院議員。旧姓・小原。

経歴

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尾張国春日井郡上条村[3]愛知県[2]春日井郡和爾良村東春日井郡和爾良村[4]鳥居松村を経て現春日井市上条町)で、小原藤三郎の長男として生まれ[1]、皇漢学、英学、撃剣、柔術を学んだ[1][2][5]。1881年(明治14年)先々代林金兵衛の養子となり[1][3]、先代・亡養兄国太郎の家督を相続し[1]農業を営む[2]

学務委員、勧業委員、東春日井郡書記、和爾良村会議員、連合村会議員、愛知県教育会商議員、愛知県育児院幹事、東春日井郡徴兵参事員、同郡会議員、同参事会員、愛知県会議員、大日本武徳会支部常置委員などを務めた[1][2][3][4][5]。実業界では、小牧銀行取締役に在任した[1][2][5]

1902年(明治35年)8月、第7回衆議院議員総選挙では愛知県郡部で初当選し[1][6]、その後、第9回総選挙まで再選され[6]、最後は立憲政友会に所属して衆議院議員に連続3期在任した[2][4]

国政選挙歴

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著作

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  • 磯谷光利共編『東春日井郡地誌略』矢野平兵衛、1883年。

脚注

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注釈

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  1. ^ 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』366頁では大正11年11月11日。『愛知県姓氏歴史人物大辞典』534頁では1935年。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 『人事興信録 初版』133-134頁。
  2. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』517頁。
  3. ^ a b c 『愛知県姓氏歴史人物大辞典』534頁。
  4. ^ a b c 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』366頁。
  5. ^ a b c 『新撰衆議院議員列伝』34頁。
  6. ^ a b c d e 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』15頁。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 初版』人事興信所、1903年。
  • 田中重策篇『新撰衆議院議員列伝』日本現今人名辞典発行所、1903年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 衆議院参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会『愛知県姓氏歴史人物大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典23、角川書店、1991年。