柏原正之
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柏原 正之(かしはら まさゆき、1942年(昭和17年)3月17日[1] - )は、日本の政治家。元兵庫県加西市長(1期)。元兵庫県議会議員(自由民主党、2期)。
経歴
[編集]兵庫県出身[1]。神奈川歯科大学卒[1]。加西市で歯科医院を開業する。1995年兵庫県議会議員選挙に立候補し、初当選。2期務める[1]。
2001年加西市長選挙に立候補し、当選する[1]。市長を1期務めた[1]。
2005年加西市長選挙で再選を目指したが、松下政経塾出身で長野県知事選挙と大阪市長選挙に立候補した(いずれも落選)中川暢三に敗れた[2]。当時は「泡沫候補が現職に勝った」と話題になった。
2007年4月、市長の中川の市職員の採用に関する疑惑が報道されたため、加西市議会は百条委員会を開き、市議会は市長の不信任案を決議し、可決された。中川はこれに対抗し議会を解散したが、解散後の市議選では反市長派が多数再選され、中川に対する二度目の不信任が可決されたため、中川は市長を失職した。6月の出直し市長選に柏原は立候補したが、反市長派が候補者を複数擁立したことも相まって、中川が再選を果たした[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
- 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』日外アソシエーツ、2019年。