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柏崎館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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柏崎館
秋田県
跡地に建つ毛馬内柏崎館
跡地に建つ毛馬内柏崎館
城郭構造 平山城
築城主 毛馬内政次
築城年 1607年慶長12年)
主な城主 毛馬内氏
廃城年 明治時代
遺構 曲輪
指定文化財 史跡等未指定[1]
埋蔵文化財
包蔵地番号
鹿角市No.84[2]
位置 北緯40度16分14.0秒 東経140度46分14.0秒 / 北緯40.270556度 東経140.770556度 / 40.270556; 140.770556
地図
柏崎館の位置(秋田県内)
柏崎館
柏崎館
柏崎館の位置(出羽国内)
柏崎館
柏崎館
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柏崎館(かしわざきたて)は、秋田県鹿角市十和田毛馬内にあった日本の城。別称・毛馬内城(けうまないじょう)。

概要

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鹿角市街を真下に見下ろし、連郭式の平坦面3箇所をもち、本丸は東西200メートル×南北120メートルで、他に二の丸、三の丸の名称が残る[3]

江戸時代秋田藩津軽藩両藩御領りとして要害屋敷と公称され明治に至った。現在は、本丸跡には館神八幡神社が現存する。

沿革

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慶長12年(1607年)、藩主の命により毛馬内権之助政次によって築城、翌13年(1608年毛馬内古館から居を移した。

寛永19年(1642年)、毛馬内政次が卒し、嗣子が4歳の幼年であったため、藩境警備の重責に耐えないとして、翌20年(1643年)大湯より弟の毛馬内三左衛門直次が知行替となり柏崎館に入った。

明暦3年(1657年)、所替えにより毛馬内通代官となった桜庭氏の居館となる。

脚注

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参考文献

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  • 児玉幸多坪井清足日本城郭大系第2巻 青森・岩手・秋田』新人物往来社、1980年7月15日。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 5 秋田県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001050-7 
  • (有)平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系 第5巻 秋田県の地名』平凡社、1980年6月6日。 

関連項目

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