柏木神社 (甲賀市)
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柏木神社 | |
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所在地 | 滋賀県甲賀市水口町北脇187 |
位置 | 北緯34度58分40.105秒 東経136度9分35.121秒 / 北緯34.97780694度 東経136.15975583度座標: 北緯34度58分40.105秒 東経136度9分35.121秒 / 北緯34.97780694度 東経136.15975583度 |
主祭神 | 大己貴命、誉田別命、川島皇子 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 伝・白鳳元年(673年) |
本殿の様式 | 木造三間社流造檜皮葺 |
例祭 | 4月20日 八幡祭9月14日、9月15日 |
柏木神社(かしわぎじんじゃ)は、滋賀県甲賀市水口町にある神社。旧社格は県社。
歴史
[編集]社伝によると、白鳳元年(673年)に日吉宮と称して大己貴命を祀ったのに始まるという[1]。
建久元年(1190年)に源頼朝が上洛した際、鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を合祀して多くの神田を寄付し、若宮八幡宮、柏木若宮社と呼ばれるようになった[1]。京の公家、飛鳥井大納言が荘園として柏木御厨を営み、その縁により子孫が神職として仕えている[1]。柏木・伴谷地域に広がる伊勢神宮領の柏木御厨の惣社として、また柏木地域を支配した山中氏・美濃部氏・伴氏(柏木三方中)の有力な土豪の信仰を集めた[2]。
天正8年(1580年)に織田信長の軍勢が当地を攻めた際、旧楼門は安土の摠見寺に移築され、銘木は持ち去られ、宝物、古文書、主要建物を焼失した[2]。
寛永9年(1632年)に水口城が築かれた際、城主が当社を守護神として崇め、以後、歴代城主の祈願所となった。1871年(明治4年)に名称を柏木神社と改めている。
1876年(明治9年)に村社、1922年(大正11年)に郷社、1945年(昭和20年)に県社に列した[1]。
祭神
[編集]境内
[編集]- 本殿 - 木造三間社流造、檜皮葺。
- 中門
- 拝殿 - 享保15年(1730年)再建。入母屋造。
- 稲荷神社
- 大行神社
- 神庫
- 楼門 - 承応3年(1654年)築。蒲生郡中山村(現・日野町中山)の金剛定寺の旧門と伝わる[2]。
- 白鳳殿
- 社務所
- 土塁と空堀
- 太鼓橋
- 境外社
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参道と鳥居
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楼門
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楼門と回廊
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拝殿
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本殿
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土塁