柱書き
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柱書き
- 法律の条文で号による箇条書きがされていない部分の俗称。日本の法令の基本形式#号を参照。
- 演劇・漫画出版方面 - いずれも脚本#柱書きを参照のこと。
- 脚本や漫画の原作において、シーン冒頭に書かれた、設定の場所および時間を示す描写文のこと。
- 脚本の中において、主に役者が演じる部分で占められる主要部分。舞台装置を転換してシーンを変える「場」、幕を下ろすほどの場面転換や休憩を挟む間である「幕」で区切られる。
- 書籍印刷専門用語。版面の外の余白に書かれる文章のこと。
- 書籍の各ページにおける、版面というメインの印刷面以外の余白スペース(漫画においては、コマ割りの外)に置かれる、主として編集時に入れられる文面のことを柱書きと呼ぶ。学術誌など章末に注釈・引用文献が列挙される書物を除く、一般の出版物においては、柱書は主に注釈の役目を果たす。連続漫画においては主に一般的な注釈や、(主に音楽著作権団体の)権利表記と許諾番号、引用に必要な諸情報が挿入されるが、コマ割りでページ全体が埋まらない冒頭ページや最終ページにおいては、コマ割りした残りの余白が柱書きの場所となるため、漫画のミニタイトルのほか、連続漫画の前号までのあらすじ・次週予告の宣伝・作者から読者への一言・編集部からのセールストークや扇動文など、かなり自由度の高い使われ方がなされる。