柳亭こみち
Ryûtei Komichi | |
本名 | 旧姓:高橋 |
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別名 | 吾妻 春美(日本舞踊吾妻流) |
生年月日 | 1974年12月10日(50歳) |
出身地 | 日本・東京都東村山市 |
師匠 | 七代目柳亭燕路 |
名跡 | 1. 柳亭こみち (2003年 - ) |
出囃子 | 供奴 |
活動期間 | 2003年 - |
活動内容 | 落語家 |
配偶者 | 宮田昇 |
所属 | 落語協会 |
公式サイト | こみちの路 |
受賞歴 | |
2013年 第1回うらわ落語選手権 優勝 | |
柳亭 こみち(りゅうてい こみち、1974年12月10日 - )は、落語協会所属の落語家[1]。出囃子∶供奴、紋∶変わり羽団扇[1]。
来歴
[編集]東村山市立南台小学校から富士見小学校(新設校に6年生で転入)[2]、東村山市立第一中学校[2][3]、東京都立国分寺高等学校を経て、早稲田大学第二文学部卒業[4]。
大学卒業後は出版社に勤務し社会人を経験した後[5]、入門に備えて弱かった扁桃腺を切る手術を受け[6]、2003年(平成15年)に七代目柳亭燕路に入門する[1]。前座名は大師匠小三治の「小」、師匠燕路の「路」を合わせ「こみち」。2006年(平成18年)11月、二ツ目に昇進[1]。
2010年(平成22年)1月、お笑いコンビ「宮田陽・昇」の宮田昇と結婚[7]。2013年(平成25年)5月に長男が誕生し、2015年(平成27年)12月には次男が誕生。出産直前まで高座に上がり、出産後すぐ高座復帰している[8]。
2003年入門の同期、古今亭文菊・柳家小八・三遊亭ときん・鈴々舎馬るこ・桂三木助・古今亭志ん五・古今亭駒治・柳家小平太・柳家勧之助との10人で、「TEN」というユニットを組んでいた[9]。
2017年9月、五代目桂三木助、二代目古今亭志ん五と共に真打昇進[10]。
芸歴
[編集]演目
[編集]古典
[編集]改作
[編集]新作
[編集]人物
[編集]おどりが得意で、急遽休演になったホンキートンクの代演で高座をつとめたことがある。2023年12月、鈴本演芸場昼席のヒザ前で『紙入れ』を演じてサゲを噛み、高座に残って即興で『かっぽれ』を披露して観客に謝罪した。https://twitter.com/komichiofficial/status/1739834323858235814
七代目柳家つばめを名乗る予定があった。
弁財亭和泉と仲がいい。「ちょっと立ち話を」のつもりで二時間も話していたこともある。
夫である宮田昇が落語芸術協会に所属しているため「寄席の楽屋で芸協のスパイと呼ばれている。」と高座でネタにしている。
出演
[編集]テレビ番組
[編集]ラジオ番組
[編集]コマーシャル・メッセージ
[編集]脚注
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “柳亭こみち(落語協会)”. 2015年12月5日閲覧。
- ^ a b “女性落語家・柳亭こみちさんが市役所を訪問”. 東村山市 (2017年8月30日). 2018年7月14日閲覧。
- ^ “平成30年新春対談「柳亭こみち師匠(落語家)×渡部尚(東村山市長)」”. 東村山市 (2018年1月5日). 2018年7月14日閲覧。
- ^ “なぜか「名門高校出身者」が多い女性落語家の世界”. 「週刊ダイヤモンド」2016年11月19日号 (2016年11月15日). 2018年7月20日閲覧。
- ^ 文:根本聡子; 写真:高梨光司 (2018年7月30日). REGION: “インタビュー:「女性だから演じられる噺がある」ーー出版社勤務から落語家への転身”. イングリッシュブートキャンプ・アカデミア. 2019年1月25日閲覧。
- ^ “会社員から落語家の道へ 柳亭こみち(PDF)”. ほのぼのマイタウン. ほのぼの情報ネット (2008年8月). 2018年8月10日閲覧。
- ^ 落語家と漫才師“お笑い”結婚、野球が縁 日刊スポーツ 2015年12月5日閲覧
- ^ 三浦琢揚(ミウラ・リ・デザイン) (2015年12月). “柳亭こみち 独占インタビュー(5)”. 久が原落語友の会「くがらく」. 2020年4月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “TEN-てん-のオフィシャルブログ”. 2018年5月31日閲覧。
- ^ “平成29年 秋 真打昇進決定 一般社団法人 落語協会” (2016年8月21日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “オンナたちの分岐点”. フジテレビ (2017年11月17日). 2018年7月13日閲覧。
- ^ “テレビ紹介情報「オンナたちの分岐点」で紹介された情報”. 価格.com (2017年11月17日). 2018年7月13日閲覧。
- ^ “いいなCM 日本生命 みらいサポート 「2011年の女性たちへ」篇”. youtube. 2018年7月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 広瀬和生『この落語家を聴け!』集英社文庫、2010年、366-367頁
- 広瀬和生『噺家のはなし』小学館、2012年、138-141頁
- 広瀬和生『僕らの落語』淡交新書、2016年、212-271頁 *三遊亭粋歌との対談。
外部リンク
[編集]- こみちの路 - 公式ホームページ
- 柳亭こみち (@komichiofficial) - X(旧Twitter)
- 柳亭こみち (@ryuteikomichi) - Instagram
- 柳亭こみち - 落語協会
- 久が原落語友の会「くがらく」独占インタビュー 第06回 柳亭こみちさんの回(1)~(5)
- 久が原落語友の会「くがらく」独占インタビュー 第20回 柳亭こみち師匠の回(1)~(7)