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柳佑益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1999年

柳 佑益(ユ・ウイク、朝鮮語: 유우익[1]1950年1月6日 - )は、大韓民国の元・政務職公務員、地理学者。西厓柳成龍の末裔で本貫豊山柳氏[2]慶尚北道尚州郡(現在の尚州市)生まれ。国際地理学連合 (IGU) 事務局長、駐中国大韓民国大使、統一部長官などを歴任した。

国軍機務司令官金鍾泰は従兄である[3]

履歴

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尚州高等学校朝鮮語版からソウル大学校に進み、地理学科を卒業し、同大学院で修士を取得した後、ドイツ(当時の西ドイツ)のクリスティアン・アルブレヒト大学キールに留学し 、1980年ヴィディートリヒ・バルテルスドイツ語版の下でまとめた「Räumliches Verhalten und Sozialstruktur in Ländlichen Räumen - Ein Vergleich zwischen Schleswig-Holstein und Südkorea.」(「農村地域における空間的行動と社会構造 - シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州大韓民国の比較」)により、地理学博士の学位を得た。 その後、帰国した柳は、ソウル大学校の教授となった。柳はまた、様々な政策提言機関に関わりをもった[4]

ソウル大学校地理学科教授在職中だった2008年に、柳は2010年までの任期で国際地理学連合 (IGU) の事務局長兼会計責任者となった。同年、李明博大韓民国大統領に当選すると、柳は大統領秘書室長朝鮮語版に任命された。李明博の大統領選挙における公約の大きな柱であった韓半島大運河計画は、柳が実質的に立案したものである。 その後、2009年に駐中韓国大使に任じられて北京へ赴いたが、2010年までIGU事務局長の責務を全うした[5]2011年に、第36代統一部長官に任命され、2013年まで在職した。

著書

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  • 유우익, 《21세기 국토와 환경》- 대통령자문정책기획위원회연구총서 13, 삶과 꿈, 1998年2月
  • 서진영, 유우익, 이원영 (엮은이), 《21세기 한국의 비전》 - 세기적 변화와 한국의 미래 1, 삶과 꿈, 1998年2月
  • 유우익, 《장소의 의미》1 - 유우익의 국토기행, 삶과 꿈, 2004年7月
  • 유우익, 《장소의 의미》2, 삶과 꿈, 2004年9月

脚注

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  1. ^ Wikipedia朝鮮語版の記事名は「류우익」であるが、著書などでは韓国式のハングル表記により「유우익」となっているので、ここではこの表記を優先する。
  2. ^ 종가를 찾아서 - 안동 서애 류성룡 선생 종가‘충효당’” (朝鮮語). 경북일보 - 굿데이 굿뉴스 (2016年6月1日). 2022年11月12日閲覧。
  3. ^ 군부독재 이후 첫 기무사 출신 국회 입성할듯” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2012年3月21日). 2023年9月12日閲覧。
  4. ^ Kim Yon-se; Kim Sue-young (2008年1月31日). “Professor to Become Lee’s Chief of Staff” (英語). The Korea Times. 2015年1月19日閲覧。
  5. ^ Abler, Ron (April 2010). “President Abler’s remarks”. IGU E-Newsletter (IGU International Geographical Union): p. 2. http://igu-online.org/wp-content/uploads/2014/03/apr_20101.pdf#search='Yu+Wooik+IGU+secretary+2010' 2015年10月10日閲覧。 
公職
先代
玄仁沢
大韓民国の旗 統一部長官
第36代:2011年 - 2013年
次代
柳吉在
先代
文在寅
大統領秘書室長朝鮮語版
大韓民国の旗 大統領室長
初代:2008年
次代
鄭正佶朝鮮語版
外交職
先代
辛正承朝鮮語版
大韓民国の旗 在中華人民共和国大韓民国大使
第8代:2010年 - 2011年
次代
李揆亨朝鮮語版