コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

柴孫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社柴孫
Shibamago Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 柴孫
本社所在地 日本の旗 日本
103-0005
東京都中央区日本橋久松町9-5
設立 1921年
業種 小売業サービス業
事業内容 呉服問屋
代表者 松井厚憲代表取締役社長
資本金 2,500万円
従業員数 6名(2024年5月現在)
外部リンク https://shibamago.jp/
テンプレートを表示

株式会社柴孫(しばまご、英称:Shibamago Co., Ltd.)は東京都中央区日本橋久松町にある老舗呉服問屋。

概要

[編集]

1921年に創業した歴史ある呉服問屋である。白生地問屋から始まり、現在の総合呉服問屋業を100年以上続けている。

初代柴田孫七郎は滋賀県長浜で絹織物(浜縮緬)の生産・販売で長い歴史を持つ「山正」を経営する西川千太郎の三男として誕生した。柴孫は、その初代・柴田孫七郎が丸太柴田商店(絹織物問屋・現マルシバ 前身会社)の長浜本店、東京支店に勤務後、独立して「山正」の屋号で創業した。

柴田孫七郎について

[編集]

1896年、滋賀県長浜において絹織物(浜縮緬)の生産並びに販売で、長い歴史を持つ「山正織物」を経営する西川千太郎の三男として誕生。

生誕後、同業の10代目柴田源七と父・千太郎の約により、柴田源七一族の柴田孫助家(浅井長政の旧臣・垣見家より養子となり、柴田姓に)の長男となる。

柴田源七が経営する「丸太柴田商店(絹織物問屋・現在のマルシバの前身会社)」の長浜本店、東京支店に勤務後、「山正」の屋号で独立。1921年に「柴孫」(白生地問屋)を創業したのち、生家の山正は2代目千太郎が家業を退き、次兄の豊太郎も長浜市議会の仕事に移ったため、奇しくも、三男孫七郎が山正の商売を引き継ぐ。

柴孫の商号は、初代柴田孫七郎の名から取っており、その孫七郎の名は初代の運命をかたどった「孫助・源七・千太郎」から一文字づつ貰って名付けらた。

1970年黄綬褒章を叙勲、1974年没。

沿革

[編集]
  • 元禄時代 - 初代柴田源七生誕、蚕種取引に関わる。[1]
  • 1783年天明3年) - 彦根藩の長浜ちりめん織元及び年貢縮緬中継ぎ業をはじめる。
  • 安政年間 - 縮緬問屋・織屋として江戸に開業(丸太柴田)
  • 1921年大正10年) - 初代柴田孫七郎が山正・柴孫を創業
  • 1970年 - 初代柴田孫七郎、黄綬褒章を叙勲[2]
  • 2024年 - 5代目柴田孫七郎が社長就任

脚注

[編集]
  1. ^ 株式会社マルシバ”. 株式会社マルシバ. 2024年12月19日閲覧。
  2. ^ 柴田家について”. 柴孫 ホームページ. 2024年12月19日閲覧。

外部リンク

[編集]