栄光のエンブレム
栄光のエンブレム | |
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Youngblood | |
監督 | ピーター・マークル |
脚本 | ピーター・マークル |
原案 |
ピーター・マークル ジョン・ウィットモア |
製作 |
ピーター・バート パトリック・ウェルズ ピーター・マークル |
製作総指揮 |
ピーター・グーバー ジョン・ピーターズ |
出演者 |
ロブ・ロウ シンシア・ギブ パトリック・スウェイジ |
音楽 | ウィリアム・オービット |
撮影 | マーク・アーウィン |
製作会社 |
ユナイテッド・アーティスツ グーバー=ピーターズ・カンパニー |
配給 |
MGM/UA Entertainment Co. MGM/UA映画=UIP |
公開 |
1986年1月31日 1986年6月7日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $15,448,384[1] |
『栄光のエンブレム』(原題: Youngblood)は、1986年のアメリカ合衆国の映画。アイスホッケーのプロ選手を目指す青年を描いた青春映画。主演は『アウトサイダー』のロブ・ロウ、パトリック・スウェイジ。
製作
[編集]監督は後にテレビシリーズ『CSI:科学捜査班』を監督したピーター・マークルが行った。
製作総指揮は『レインマン』『バットマン』など数多くの作品で組んでいる、ピーター・グーバーとジョン・ピーターズが行った。
撮影は『プロテクター』『ザ・フライ』で撮影監督を手掛けたマーク・アーウィンが行い、1986年のカナダ撮影監督協会賞(C.S.C.)で、最優秀撮影賞を獲得した[2]。
ストーリー
[編集]カナダの農場で育ったディーン(ロブ・ロウ)は、アイスホッケーのプロ選手になることを夢みていた。 しかし、彼の父(エリック・ネステレンコ)は兄のケリーが以前、試合中に片目を失明したことがあるため、ディーンがプロを目指すことに反対していた。 ところが、ディーンの才能を見抜いていたケリーは、父に内緒でディーンを"ムスタングス"への入団テストに参加させる。 最終選考には、ディーンとラフプレイが得意のラツキが残り、結果はディーンが合格、ラツキはムスタングのライバルチームに入る。 ディーンはムスタングのエース、サットン(パトリック・スウェイジ)と親友になり切磋琢磨する。 また、監督の娘ジェシー(シンシア・ギブ)と恋に落ちる。
リーグ戦が始まり、ムスタングスは順調に勝ち進んでいく。ところが、ラツキの所属するライバルチームとの対戦で、エースのサットンがラツキのひどいラフプレイを受け、チームは惨敗しサットンは再起不能の大怪我を負う。 監督は「勝たなければ意味がない」と叱咤するが、ディーンはそれに反論し故郷のカナダへ帰ってしまう。
故郷の農場へ戻ると、以前はプロ入りを頑なに反対していた父が、スティックを手に氷上に立つ。 実は父のブレーンは、元NHLのプロ選手であり、ディーンにアイスホッケーは氷上の格闘技であることや、恐怖に勝たなければ試合に勝てない事、そして汚いプレイにも対抗できる秘策を教える。 ディーンは父から授かった秘策を胸に、優勝をかけた最終戦へ出場する。
登場人物
[編集]- ディーン・ヤングブラッド
- 演 - ロブ・ロウ
- 主人公の青年。カナダの農家出身。アイスホッケーのプロを目指し、"ムスタングス"に入団する。熱き闘魂をもった若者だが、清廉すぎる性格から反則やラフプレイに弱い。サットンの負傷試合で挫折し帰郷するが、プロ入りを断固反対していた父の指導を受け、最終戦でリベンジを図る。
- デレク・サットン
- 演 - パトリック・スウェイジ
- "ムスタングス"のエース。ディーンの友人でもある。試合中にラツキのラフプレーを受け重症を負う。
- ジェシー・チャドウィック
- 演 - シンシア・ギブ
- ディーンの恋人。マレイ監督の娘。"ムスタングス"の雑用などをこなし父を手伝う。
- マレイ・チャドウィック
- 演 - エド・ローター
- "ムスタングス"の監督。
- ブレーン・ヤングブラッド
- 演 - エリック・ネステレンコ
- ディーンの父。元プロホッケー選手。長男ケリーが試合で事故に合い、ディーンのプロ入りに反対するが、挫折して帰郷したディーンに、プロホッケー選手の極意を指南する。
- カール・ラツキ
- 演 - ジョージ・J・フィン
- ディーンのライバル。"ムスタングス"入団試験の最終選考をディーンと争うが敗れる。ライバルチームに所属し、悪質なプレイでサットンを負傷させる。
- ケリー・ヤングブラッド
- 演 - ジム・ヤング
- ディーンの兄。試合中の事故で片目の視力を失っている。父に内緒でディーンに"ムスタングス"の入団テストを受けさせる。
- ヒーバー
- 演 - キアヌ・リーブス
- "ムスタングス"のメンバー。ゴールキーパー。
この節の加筆が望まれています。 |
その他
[編集]- 元プロ選手でディーンの父親役を演じたエリック・ネステレンコは、実際にNHLシカゴ・ブラックホークで長年プレイした元プロホッケー選手である[3]。
- ジェシカ・スティーンは、サットンのガールフレンド役として2週間撮影シーンに加わるが、彼女の登場場面は全てカットされた[3]。なお、ジェシカとキアヌ・リーブスは、同年に公開された映画『リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン』、『ドリーム・トゥ・ビリーヴ』にて共演している。
- ゴールキーパーを演じたキアヌ・リーブスは、高校時代のアイスホッケーチームで実際にゴールキーパーをやっており、"The Wall"というニックネームが付けられた[4]。
関連商品
[編集]- VHSが1990年3月21日、ワーナー・ホーム・ビデオより発売・販売された。
- DVDが2004年5月28日、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより発売・販売された。
脚注
[編集]- ^ “Youngblood(1986)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2015年1月14日閲覧。
- ^ “Youngblood (1986) Awards”. IMDb. 2015年1月24日閲覧。
- ^ a b “Youngblood (1986) Trivia”. IMDb. 2015年1月24日閲覧。
- ^ “Keanu Reeves Biography”. IMDb. 2015年3月11日閲覧。