栄光の道
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栄光の道(ひかりのみち)は、2006年にニューヨーク・ヤンキース松井秀喜選手の応援歌として作られた曲。現在同選手の公式応援歌として、2007年度シーズン中、ヤンキー・スタジアムで松井が第3打席に入るときのテーマ曲として流れた。
概要
[編集]オーケストラ・アンサンブル金沢(以下OEK)が石川県出身の同選手を応援するために企画した曲である。提唱者は当時OEKの音楽監督を務めていた岩城宏之(現・永久名誉監督)であったが、2006年6月13日に死去。その遺志を受け同年末までに完成、同年12月31日の「カウントダウン・コンサート」で初演された。なお、当日は松井選手本人も指揮を行った。
歌詞は一般から募集し(岩城は審査員を務める予定だった)、応募総数148点の中から選ばれた新潟県の中学2年生の作品をもとに作られたものである。原作のタイトルは「光の道」だった。
マキシシングル
[編集]ビクターエンタテインメントから発売された全国発売盤(VICL-36204)と,石川県のCDショップヤマチクから発売された(名義は石川県音楽文化振興事業団)OEKレーベルの県内限定盤(NCS-568)がある。
収録曲
- 「栄光の道」原曲
- 「栄光の道」カラオケ
- 「栄光の道」Stadium Edit
- 「栄光の道」Stadium Editのカラオケ
- 「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」英語詞
- 「Take Me Out to the Ball Game」カラオケ
演奏
- 指揮 ルドヴィーク・モルロー
- 演奏 オーケストラ・アンサンブル金沢
- 歌 安藤常光(金沢大学教育学部助教授・バリトン),OEK合唱団
※Take Me Out To The Ball Game は鳥木弥生(メゾソプラノ)
指揮のモルローは、「カウントダウン・コンサート」の指揮を務めた縁でこの収録に参加することとなった。
なお、OEKレーベル盤では上記の曲以外に、
- 地元児童合唱団が歌う「栄光の道」
- 2003年9月のOEK東京公演アンコールで演奏された岩城指揮による「六甲おろし」
- 松井の父である松井昌雄の歌「鼓門で逢いましょう」
- カウントダウンコンサートでの松井へのインタビュー
が収録されている。