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栗林家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗林家住宅主屋
情報
構造形式 木造、瓦葺及び鉄板葺
建築面積 119 m² [1]
※店舗は108m2
延床面積 310 m² [2]
階数 平屋建(一部2階建)
所在地 398-0002
長野県大町市大町4084
座標 北緯36度30分18.4秒 東経137度51分32.7秒 / 北緯36.505111度 東経137.859083度 / 36.505111; 137.859083 (栗林家住宅主屋)座標: 北緯36度30分18.4秒 東経137度51分32.7秒 / 北緯36.505111度 東経137.859083度 / 36.505111; 137.859083 (栗林家住宅主屋)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2022年10月31日
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栗林家住宅(くりばやしけじゅうたく)は、長野県大町市大町にある栗林家の旧住宅。国の登録有形文化財

歴史

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松本藩戸田氏が入封した後の享保年間(1716年~1736年)、栗林家は安曇郡大町組(現在の大町市白馬村小谷村)の大庄屋を勤めた。

文政8年(1825年)12月に起こった赤蓑騒動では、12月15日夕方に打ち壊しにあった12~13軒の中に、庄屋栗林五郎右衛門の家がみえる[3]

2022年(令和4年)10月31日、主屋、店舗、門及び塀の3件が「栗林家住宅(創舎わちがい)主屋」などとして国の登録有形文化財に登録された。大町市内の国登録有形文化財としては7件目[4]

飲食店としての活用

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2005年(平成17年)8月4日、市民有志の手によって栗林家住宅に飲食店「創舎わちがい」がオープンし、地元の食や地酒を提供している[5]

建築

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屋敷部分は江戸時代末期の建築。店舗部分は明治時代前期建て替えのもの。木造2階建て。延床面積約310平方メートル。典型的な町屋形式の建物[2]

主屋

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江戸末期建築、明治改修。木造平屋建一部2階建、切妻造瓦葺き及び鉄板葺き、真壁造漆喰仕上げ。建築面積119平方メートル。通りから門、庭を介して位置しており、南側の店舗側面後方と接続している[1]

店舗

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大正後期建築。木造2階建。切妻造葺き、真壁造漆喰仕上げ。建築面積108平方メートル。通りに西面する大庄屋の町屋[1]。正面側から前土間、ミセ(玄関機能を果たす空間)、オエ(居間)、カッテ(台所)が並ぶ[4]

門及び塀

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明治前期建築。木造、切妻造瓦葺き。間口3.6メートル、板塀付、総延長8.9メートル。店舗の北に並んでおり、通りに開いている[1]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d 栗林家住宅 - 文化遺産オンライン文化庁
  2. ^ a b 『信濃毎日新聞』2005年7月14日
  3. ^ 『大町市史 第3巻 近世』大町市史編纂委員会、1986年、535頁
  4. ^ a b 『大糸タイムス』2022年7月23日
  5. ^ 『信濃毎日新聞』2005年7月14日、18面。

参考文献

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  • 『大町市史 第3巻 近世』大町市史編纂委員会、1986年

外部リンク

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