栗林白岳
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栗林 白岳(くりばやし はくがく、1928年1月18日 - 2019年)は、日本の軍人、獣医[1]、博物館館長。
概要
[編集]長野県出身、14歳より満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡り、日本の敗戦後はシベリア抑留される[2]。
帰国後は妻子がいて中古車販売を行っていたが失敗して家族を残して失踪。兵庫県で飲食店を始めて成功して再び家族と暮らすようになっていたが、事業を拡大し過ぎて借金を返せなくなり二度目の失踪[3]。
栃木県那須町で私財で戦争博物館を開館。博物館では旧日本軍の武器や軍服などを約15,000点展示。栗林白岳の死後は親交のあった新潟県新潟市の本里福治が代表理事となり一般社団法人戦争博物館とされて運営されている[4]。8月15日の靖国神社では軍服を着て参拝していた[5]。
2016年には安原伸によって栗林白岳の生涯を追う映画「昭和九十年」が製作される[2][3]。
出演
[編集]- 別冊アサ秘ジャーナル(2010年8月30日)[6]
- 別冊アサ秘ジャーナル(2012年12月24日)[6]
脚注
[編集]- ^ “【風を読む】貴重な史料を後世に残したい 論説副委員長・佐々木類 - 産経ニュース”. 産経新聞社. 2020年10月28日閲覧。
- ^ a b “伝え続けた非戦の願い 軍装で靖国参拝の名物館長 3月に他界した栗林さん”. 下野新聞社. 2020年10月28日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b “【那須戦争博物館】息子が明かす故・栗林館長の波乱の生涯”. 東京スポーツ新聞社. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “【記者ノート】栃木の「戦争博物館」栗林氏逝く 残したい“昭和の記憶””. 産経新聞社. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “【終戦の日】靖国神社で激突「売国奴」「天皇制やめろ」怒号渦巻く”. メディアシンク株式会社. 2020年8月28日閲覧。
- ^ a b “価格.com - 「栗林白岳」に関連する情報 | テレビ紹介情報”. 価格.com. 2020年10月28日閲覧。