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桂燕枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桂 燕枝(かつら えんし)は上方落語名跡。2代目以降は桂圓枝となる。現在は空き名跡となっている。


初代 かつら 燕枝えんし
本名 田中
生年月日 不詳年
没年月日 不詳年
師匠 初代桂文枝
初代桂文三
名跡 1.桂勢三
( - 1885年)
2.桂燕枝
(1885年 - )
家族 初代桂枝三郎

初代桂 燕枝(かつら えんし、生没年不詳)は、落語家

最初、初代桂文枝門下で勢三を名乗るが、初代桂文三門下に移り、1885年頃、燕枝と改名。初代桂談枝二代目桂萬光と共に「老錬の三幅対」と評された。

明治29年7月頃、高座に出た記録があるが、明治31年に「故人・燕枝…」と記した記事があることから、その間に死亡したと思われる。得意ネタは「天王寺詣り」「無い物買い」「夢八」等があった。本名の姓は田中だが、名は不詳。長男は初代桂枝三郎

出典

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  • 『落語系圖』(月亭春松編)-初代について「初め初代文枝門人」としているが、誤りか。
  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)