桂燕枝
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桂 燕枝(かつら えんし)は上方落語の名跡。2代目以降は桂圓枝となる。現在は空き名跡となっている。
- 初代桂燕枝 - 当該項目で記述。
- 二代目桂燕枝 - 後∶二代目桂圓枝
初代 | |
本名 | 田中 |
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生年月日 | 不詳年 |
没年月日 | 不詳年 |
師匠 | 初代桂文枝 初代桂文三 |
名跡 | 1.桂勢三 ( - 1885年) 2.桂燕枝 (1885年 - ) |
家族 | 初代桂枝三郎 |
最初、初代桂文枝門下で勢三を名乗るが、初代桂文三門下に移り、1885年頃、燕枝と改名。初代桂談枝、二代目桂萬光と共に「老錬の三幅対」と評された。
明治29年7月頃、高座に出た記録があるが、明治31年に「故人・燕枝…」と記した記事があることから、その間に死亡したと思われる。得意ネタは「天王寺詣り」「無い物買い」「夢八」等があった。本名の姓は田中だが、名は不詳。長男は初代桂枝三郎。
出典
[編集]- 『落語系圖』(月亭春松編)-初代について「初め初代文枝門人」としているが、誤りか。
- 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)