桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?
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桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? | |
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ジャンル | 雑食系グルメコメディ |
漫画 | |
作者 | ぽんとごたんだ |
出版社 | 双葉社 |
掲載誌 | 月刊アクション 漫画アクション |
レーベル | アクションコミックス |
発表号 | 月刊アクション: 2016年2月号 - 2018年4月号 漫画アクション: 2018年8号 - |
発表期間 | 2015年12月25日 - |
巻数 | 既刊18巻(2024年10月24日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』(きりたにさん ちょっそれくうんすか!?)は、ぽんとごたんだによる日本の漫画作品。『月刊アクション』(双葉社)において、2016年2月号から[1]2018年4月号まで連載。その後、『漫画アクション』(同社刊)に移籍して、2018年8号から連載中[2]。
概要
[編集]タイトルにある「桐谷さん」は本作のヒロイン。ジャンルは雑食系グルメコメディ。一話完結形式で、各話サブタイトルは基本的に「○食め ちょっ、それ○○すか?」という形式に統一されているが例外もある。
作者であるぽんとごたんだは、漫画onWeb主催漫画賞「第7回ネーム大賞」に同タイトルの作品(ネーム)を投稿。審査の際、双葉社編集が「僕の中では一番面白かった。ちょっといじって連載とかにしちゃえるかな」[3]とコメント。漫画onWeb代表者である佐藤秀峰も「(この編集に)ご連絡したいときは僕にご一報ください。お繋ぎします」[3]と後押ししたことで、作者から編集にコンタクトを取る流れとなった。漫画賞としては一次審査通過という結果に留まったが、これをきっかけとして約3か月後の『月刊アクション』に初掲載を果たす。
ストーリー
[編集]主人公・桐谷 翔子は容姿端麗、勉強もでき性格もよく学校の人気者だが、実は珍食材に興味津々、学校の飼育小屋の動物やカエル・ヘビはじめ変わったものを食べることばかり考えている女子高生。高校教師・榊 伸一(さかき しんいち)や同級生を巻き込みながら食欲と探求欲を満たしていく。
登場人物
[編集]- 桐谷 翔子(きりたに しょうこ)
- 芝蘭(しらん)高校一年。容姿端麗で頭も性格も良く学校の人気者。しかし子供の頃から食べ物への興味が並大抵ではなく、何でも食べてみたくなる性格。
- 榊 伸一(さかき しんいち)
- 芝蘭高校教諭。生物部顧問。
- 翔子は親友の妹であり旧知の仲。翔子の雑食に無理やりつき合わせられるが、食材に対する解説やアドバイス、コーディネートも行う。
- 愛車は通称「クジラ」の、後期型の60系トヨタ・クラウンセダン。
- 桐谷 翔馬(きりたに しょうま)
- 翔子の兄。榊の同級生であり親友。根っからの風来坊で、いつもどこかを旅している。
- 妹思い、友達思いで旅先から珍食材を贈ってくる。
- 神宮司 義郎(じんぐうじ よしろう)
- 芝蘭高校校長。人格者で愛鯉家。日本史専攻。
- 翔子の雑食に理解を示し、深い知識から翔子に珍食材を提供する。
- 泡瀬 クリス(あわせ くりす)
- 翔子の同級生。父がアメリカ人、母が日本人のハーフ。
- 美人で金髪でグラマー。喫茶店経営者で食物相性研究家である祖母の影響もあり翔子に勝るとも劣らない珍食家。
- 小清水(こしみず)
- 翔子のクラスの学級委員。一見真面目そうだが実はムッツリスケベ。翔子に邪念を抱いているが、回が進むごとに翔子に邪念を抱くことを愚かしく感じ、翔子の雑食に理解を示し珍食材を提供。
- 豊島(としま)
- 翔子のクラスメイト。家が精肉店を経営している関係で、一般には出回らない希少な部位を入手でき、翔子に提供する。
- 楢崎 圭辰(ならさき けいたつ)
- 芝蘭高校一年。野球部(運動推薦で入学)。父はミャンマー人クォーター。貧困で子だくさんの家庭ゆえ、食費節約のため昆虫を採取して食材としている。
- 入倉 学(いりくら まなぶ)
- 芝蘭高校三年。科学部部長。数々の科学コンクール入選や論文発表で高校生ながら科学界から高い評価を得ている。科学を食に応用すべく研究を重ねている。
- 明里先生(あかり先生)
- 芝蘭高校教諭。榊の同僚で、榊がひそかに恋心を抱く品行方正な女性教師。しかし榊の祖父に感化されて雑食に興味を持ち、食と生き物の関係を考えるようになる。
書誌情報
[編集]- ぽんとごたんだ『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』双葉社〈アクションコミックス〉、既刊18巻(2024年10月24日現在)
- 2016年9月12日発売[4]、ISBN 978-4-575-84847-2
- 2017年3月11日発売[5]、ISBN 978-4-575-84942-4
- 2017年8月10日発売[6]、ISBN 978-4-575-85015-4
- 2018年3月12日発売[7]、ISBN 978-4-575-85122-9
- 2018年8月28日発売[8]、ISBN 978-4-575-85201-1
- 2019年1月28日発売[9]、ISBN 978-4-575-85262-2
- 2019年8月28日発売[10]、ISBN 978-4-575-85344-5
- 2020年2月28日発売[11]、ISBN 978-4-575-85413-8
- 2020年6月26日発売[12]、ISBN 978-4-575-85461-9
- 2020年12月26日発売[13]、ISBN 978-4-575-85531-9
- 2021年6月28日発売[14]、ISBN 978-4-575-85596-8
- 2021年11月27日発売[15]、ISBN 978-4-575-85662-0
- 2022年5月26日発売[16]、ISBN 978-4-575-85722-1
- 2022年10月27日発売[17]、ISBN 978-4-575-85773-3
- 2023年4月27日発売[18]、ISBN 978-4-575-85840-2
- 2023年10月26日発売[19]、ISBN 978-4-575-85904-1
- 2024年5月28日発売[20]、ISBN 978-4-575-85971-3
- 2024年10月24日発売[21]、ISBN 978-4-575-86020-7
脚注
[編集]- ^ 「竜騎士07×小池ノクト「蛍火の灯る頃に」0話が月刊アクションに」『コミックナタリー』ナターシャ、2015年12月25日。2021年2月23日閲覧。
- ^ 「「ミスミソウ」描き下ろし前日譚がアクションに、「桐谷さん」の移籍連載も始動」『コミックナタリー』ナターシャ、2018年4月3日。2021年2月23日閲覧。
- ^ a b 2015年9月6日のニコニコ生放送「第7回ネーム大賞1次審査途中通過100作品公開審査会議」にて発言。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 1”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 2”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 3”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 4”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 5”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 6”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 7”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 8”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 9”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 10”. 株式会社双葉社. 2021年2月23日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 11”. 株式会社双葉社. 2021年6月28日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 12”. 株式会社双葉社. 2021年11月27日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 13”. 株式会社双葉社. 2022年5月26日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 14”. 株式会社双葉社. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 15”. 株式会社双葉社. 2023年4月27日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 16”. 株式会社双葉社. 2023年10月26日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 17”. 株式会社双葉社. 2024年5月28日閲覧。
- ^ “桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 18”. 株式会社双葉社. 2024年10月24日閲覧。