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櫻井光政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桜井光政から転送)
さくらい みつまさ

櫻井 光政
生誕 (1954-08-09) 1954年8月9日(70歳)[1]
日本の旗 日本 東京都豊島区[2]
出身校 中央大学法学部[2]
職業 弁護士
活動期間 1982年 -
団体 第二東京弁護士会
肩書き 桜丘法律事務所代表弁護士[3]
日本弁護士連合会総合法律支援本部スタッフ部会部会長[4]
日本弁護士連合会弁護士推薦委員会副委員長(2019年4月 - )[1][4]
刑事弁護フォーラム世話人[4]
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櫻井 光政(さくらい みつまさ、1954年8月9日 - )は、日本弁護士第二東京弁護士会所属。桜丘法律事務所代表弁護士(所長)[3]。1977年中央大学法学部法律学科卒業[2]司法修習34期を経て、1982年4月弁護士登録[1][2]。1997年、若手弁護士の育成と司法過疎地への任期付き派遣を行う「日本型公設弁護人事務所」構想を提唱し、1998年1月、刑事弁護に精通する神山啓史とともに、桜丘法律事務所を設立[2][3][5]。第二東京弁護士会元副会長(平成21年度)[4]、元大宮法科大学院大学教授[6]日弁連総合法律支援本部スタッフ部会部会長、日弁連弁護士推薦委員会副委員長、刑事弁護フォーラム世話人[4][7]

経歴・人物

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1954年、東京都生まれ[2]千葉県立東葛飾高校在籍時に弁護士を志し、高校卒業後、中央大学法学部法律学科に進学[2][8]。在学中には三菱樹脂事件の原告高野達男の支援に加わるなどした[2]。1977年、同大学卒業[2]

1979年、司法試験合格[2]。司法修習(34期)の後、1982年4月、弁護士登録(第二東京弁護士会)[1][2]。高橋孝信法律事務所入所。1987年、櫻井光政法律事務所設立[2]

1997年、被疑者国選弁護制度の必要性と、司法過疎(弁護士過疎)対策の必要性を訴え、若手弁護士を半年ないし1年程度育成した後、司法過疎地へ任期付きで派遣し、任期終了後は再び出身事務所で受け入れるという「日本型公設弁護人事務所」を提唱[5]。自らパイロット事務所を設立することを宣言し、1998年1月、旧知の神山啓史(35期)とともに、桜丘法律事務所を設立[3][5][9]。以来、代表弁護士として多数の若手弁護士を育成し、日本各地に派遣している[5]

刑事事件に加え、企業法務、相続・遺言、交通事故を得意分野とする[10]。座右の銘は「偽善も極めれば善」、趣味は海釣りと魚料理[10]

担当事件

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テレビ出演

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著書等

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著書

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  • 「連載 日本型公設弁護人事務所の試み (1) - (16)」『季刊刑事弁護』13号 - 28号、現代人文社、1998年 - 2001年[4]
  • 「連載 桜丘だより (1) - 」『季刊刑事弁護』29号 - 、現代人文社、2002年 - [4]
  • 「公的弁護制度の実務的課題」『季刊刑事弁護』40号、現代人文社、2004年、92頁
  • 『刑事弁護プラクティス—新人弁護士養成日誌』 現代人文社、2013年[14]
  • 「連載 知っておきたい法律ミニファイル」『会計人コース中央経済社、1990年 - [4]

監修

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脚注

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  1. ^ a b c d 株式会社アイフリークモバイル (2019年6月10日). “第19期定時株主総会招集ご通知” (PDF). 株予報PRO. p. 37. 2020年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 弁護士の肖像 桜丘法律事務所 弁護士 櫻井光政氏”. 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社 (2010年7月). 2020年1月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e 事務所概要”. 桜丘法律事務所. 2020年1月8日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h 弁護士紹介 櫻井 光政”. 桜丘法律事務所. 2020年1月8日閲覧。
  5. ^ a b c d 公設弁護人事務所”. 桜丘法律事務所. 2020年1月8日閲覧。
  6. ^ 新司法試験の問題と解説 2009”. 日本評論社. 2020年1月8日閲覧。
  7. ^ 世話人名簿”. 刑事弁護フォーラム. 2020年1月8日閲覧。
  8. ^ 桜丘法律事務所 櫻井光政先生”. 弁護士列伝 (2010年8月27日). 2020年1月8日閲覧。
  9. ^ 桜丘法律事務所の事務所説明会が冷やかしも歓迎する理由”. 桜丘便り. 桜丘法律事務所 (2019年10月11日). 2020年1月8日閲覧。
  10. ^ a b 偽善も極めれば善 櫻井 光政”. 弁護士.tv. 2017年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月8日閲覧。
  11. ^ 司ちゃん誘拐殺人事件の控訴審判決 - 東京高等裁判所第3刑事部判決 1985年(昭和60年)3月20日 、昭和57年(う)第748号、『身代金目的誘拐、拐取者身代金要求、殺人、死体遺棄被告事件』「身代金目的誘拐、拐取者身代金要求、殺人、死体遺棄事件につき、被告人の量刑不当の控訴趣意が認容され、原審の死刑判決が破棄されて無期懲役とされた事例」。
    • 判決主文:原判決を破棄する。被告人を無期懲役に処する。
    • 裁判官:鬼塚賢太郎(裁判長)・田尾勇・中野保照(鬼塚は転補のため署名押印できず)
      • 弁護人:櫻井光政(控訴趣意書を提出)、狐塚鉄世・櫻井光政・成田茂・平野和己・安田好弘・渡辺栄子(連名で控訴趣意補充書を提出)
      • 東京高等検察庁検察官:安保憲治(控訴趣意書に対する答弁書を作成)
      • 「身代金目的誘拐、殺人等事件(一名殺害)において、死刑を言い渡した原判決が破棄され、無期懲役が言い渡された事例」『判例時報』、判例時報社、1985年9月21日、167, 170-179。 
  12. ^ ザ・ノンフィクション プレミアムセレクション”. フジテレビ. 2013年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月8日閲覧。
  13. ^ 番組表検索結果詳細 日本の、これから 裁判員制度がはじまる 裁判員制度 第1部”. NHKクロニクル. 2020年1月8日閲覧。番組表検索結果詳細 日本の、これから 裁判員制度がはじまる 裁判員制度 第2部”. NHKクロニクル. 2020年1月8日閲覧。
  14. ^ 刑事弁護プラクティス”. 現代人文社. 2020年1月8日閲覧。
  15. ^ イチケイのカラス”. モーニング公式サイト. 講談社. 2020年1月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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