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桜野温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桜野温泉
野田追川を見下ろす露天風呂
温泉情報
所在地

北海道二海郡八雲町桜野

桜野温泉の位置(北海道内)
桜野温泉
桜野温泉
桜野温泉の位置(北海道南部内)
桜野温泉
北海道地図
座標 北緯42度8分52.8秒 東経140度17分24.2秒 / 北緯42.148000度 東経140.290056度 / 42.148000; 140.290056座標: 北緯42度8分52.8秒 東経140度17分24.2秒 / 北緯42.148000度 東経140.290056度 / 42.148000; 140.290056
交通 八雲ICから約17km、20分
泉質 ナトリウム - 塩化物泉
泉温(摂氏 55.5 °C
pH 7.0
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 0
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桜野温泉(さくらのおんせん)は、かつて北海道二海郡八雲町桜野にあった温泉である。

泉質

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温泉地

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野田追川上流の山中に、かつて一軒宿の「熊嶺荘」があった。男女別の内風呂と男性用の露天風呂を備えていた。源泉掛け流しで浴室床には、温泉析出物によって作られた棚田状の模様が作られている。状況によっては旅館側で男女風呂を入れ替えてくれるので、その時には女性も露天風呂を利用できた。

歴史

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古くからアイヌには知られており、江差乙部方面のアイヌが、湯治を兼ねて繊維の原料集めのために集まった場所であったと言われている。昭和初期までは熊嶺温泉と呼ばれていた。徳川義親が熊狩りの途中立寄り、傷ついた熊がこの温泉で治癒したことがあるという話を聞いて、名付けたと言われる。1930年昭和5年)、横田門四郎が住宅兼用の浴場を設けて一般にも開放していた。この当時は横田温泉と呼ばれていたが、山中で泉温が低かった事もあり、付近の農家が利用する程度の地味な温泉地であった。

1966年(昭和41年)、ボーリングにより高温の温泉が噴出したことから本格的な温泉旅館が建てられ、熊嶺荘もこの年に開業した[2]

熊嶺荘は、2015年平成27年11月30日をもって閉館。[3]

アクセス

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脚注

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  1. ^ 泉質は館内掲示の温泉分析書(平成20年付)による
  2. ^ 第4編 産業と経済 - デジタル八雲町史(2011年12月31日閲覧)
  3. ^ 北海道新聞2015年11月4日版

関連項目

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