梅照院
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梅照院 | |
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新井薬師の入り口 | |
所在地 | 東京都中野区新井5-3-5 |
位置 | 北緯35度42分50.9秒 東経139度40分3.2秒 / 北緯35.714139度 東経139.667556度座標: 北緯35度42分50.9秒 東経139度40分3.2秒 / 北緯35.714139度 東経139.667556度 |
山号 | 新井山 |
宗派 | 真言宗豊山派[1] |
本尊 | 薬師如来[2]、如意輪観音[1] |
創建年 | 天正4年(1586年) |
開山 | 快儀[2] |
開基 | 行春[2] |
中興 | 朝曇[2] |
正式名 | 新井山 梅照院 薬王寺 |
別称 | 新井薬師 |
札所等 |
御府内八十八箇所 71番[1] 新東京百景 |
法人番号 | 7011205000307 |
梅照院(ばいしょういん)は、東京都中野区にある真言宗豊山派の寺院。一般には、新井薬師(あらいやくし)として知られている。山号は新井山。
概要
[編集]中野区最大の寺院であり、西武新宿線の駅名にもなるなど、都内でも有数の著名寺院である。駅前から山門にかけては商店街の続く門前町となり、地域住民からも新井薬師として古来親しまれている。足立区にある西新井大師と同じ真言宗豊山派の寺院。高尾山薬王院、日向薬師、峰の薬師とともに武相四大薬師に数えられる。
天正4年(1586年)、僧・行春により創建された。本尊は空海作の伝承を有する薬師如来と如意輪観音像である。本尊は表を薬師如来、裏を如意輪観音とする二仏一体の像であるとされ、秘仏であるが、12年に一度、寅年のみに開帳される。江戸幕府2代将軍徳川秀忠の五女で後水尾天皇中宮の和子(東福門院)が当寺の薬師如来に眼病平癒を祈願したところ、たちまち回復したとされることから、特に眼病治癒の利益(りやく)に関して有名になった。その他子育てなどにも利益があるとされている。
当寺は広大な境内に本堂、不動堂があるほか、井戸水(白龍権現水)は一般に開放されており、飲用水として多くの人がこの水を汲みに来る。毎月8のつく日(8日、18日、28日)は縁日が開催されており、境内に多くの露店が並び、たくさんの人々で賑わいを見せている。
また、南北朝時代にこの地域に本拠地を構え、南朝方(新田義貞)についた窪寺氏の葬地にもなっている。
境内の北側は公園(新井薬師公園)になっている。
交通
[編集]ギャラリー
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山門
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本堂
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修行大師像と観世音菩薩像
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不動堂
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ねがい地蔵尊
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薬師霊堂(多宝塔)(阿弥陀如来像と閻魔大王像を安置)
脚注
[編集]- ^ a b c d まるっと中野 新井薬師 梅照院.
- ^ a b c d 新編武蔵風土記稿 新井村.
参考文献
[編集]- 「新井村 梅照院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ123多磨郡ノ35、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763995/29。
- “新井薬師 梅照院”. 中野区公式観光サイト まるっと中野 (2013年4月19日). 2020年11月22日閲覧。