梅田徳男
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梅田 徳男(うめだ とくお、1952年 - )は、日本の医用電子工学・生体医工学者。
北里大学医療衛生学部名誉教授。科学技術振興機構(JST) 先端計測分析技術・機器開発推進委員会2012委員[1]。日本医療研究開発機構(AMED) 先端計測分析技術・機器開発プログラム課題評価2018委員[2]。リジット社技術顧問[3]。
専門は、医用電子工学・医用画像(特にPACS:医用画像保管伝送システム)、生体医工学・放射線科学。
略歴
[編集]1979年大阪工業大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。大阪大学産業科学研究所研究員、教務職員などを経て、1989年工学博士(大阪大学)[4]。1993年大阪大学医学部助手などを経て、1998年北里大学医療衛生学部医療工学科教授。同大学大学院医療系研究科教授も務めた。2018年北里大学名誉教授。
北里大学医療衛生学部にて長きに渡り教鞭をとり、特に診療放射線技術の教育・研究に従事した。また、同学部教育委員長として、学部横断的な「チーム医療教育」の推進[5]、同学部A1号館・2号館建替計画検討委員会(プロジェクトA)副委員長も務め、相模原キャンパスの新構想に貢献した[6]。
主な所属学会は、日本医用画像工学会、画像電子学会、電子情報通信学会、応用物理学会、日本医学物理学会、日本医学放射線学会、日本医学放射線物理学会、日本放射線技術学会、日本放射線腫瘍学会。
主な研究
[編集]- 光導波路に関する研究
- 光CTに関する研究
- 電子透かし技術を用いた在宅医療支援用地域一体型e-Hospitalシステムの構築[7]
- デジタル画像とその読影診断所見を有線・無線で伝送するシステムの構築
- 施設既存データベースから多施設型放射線腫瘍学広域データベースへのデータ自動変換方法の開発
出典
[編集]- ^ https://www.jst.go.jp/pr/info/info883/besshi2.html
- ^ https://www.amed.go.jp/koubo/02/01/20180809_kettei_besshi.html
- ^ https://www.lisit.jp/about_lisit.html
- ^ 梅田徳男『GaAs系FETの高速光検出器への応用に関する研究』 大阪大学〈工学博士 乙第4752号〉、1989年。doi:10.11501/11600480。hdl:11094/36756 。
- ^ https://www.kitasato-u.ac.jp/ahs/albums/abm.php?d=752&f=abm00007690.pdf&n=allied-no01.pdf
- ^ https://www.kitasato-u.ac.jp/ahs/albums/abm.php?d=752&f=abm00007697.pdf&n=allied-no11.pdf
- ^ https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15209022/