森バジル
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森 バジル (もり バジル) | |
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誕生 |
1992年(31 - 32歳) 日本 宮崎県宮崎市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 九州大学 |
活動期間 | 2018年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 |
スニーカー大賞《秋》優秀賞(2018年) 松本清張賞(2023年) |
配偶者 | あり |
子供 | 1人 |
ウィキポータル 文学 |
森 バジル(もり バジル、1992年 - )は、日本の小説家。
福岡県在住[1]。シンガーソングライターの藤原さくらは義妹にあたる[2]。
来歴
[編集]宮崎県宮崎市生まれ[1][3]。十代で作家デビューした綿矢りさらに憧れ、中学一年生の頃から小説を書き始める[1]。
九州大学卒業後、福岡市で会社勤めのかたわら新人賞への応募を開始する[4]。
2018年に「モノクロボーイと月嫌いの少女」で第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞を受賞[5]。同作を改題・改稿した文庫『1/2ーデュアルー死にすら値しない紅』を刊行し作家としてデビューする[6]。
その後、一般文芸に範囲を広げ、2023年に『ノウイットオール あなただけが知っている』で第三十回松本清張賞を受賞[7]。
人物
[編集]- 短歌とお笑いが好き[8][9]。
- 学生時代はバンドサークルに所属してマキシマム ザ ホルモン等の楽曲を演奏していた[10]。またDTMが趣味であり、自作したボカロ曲を自身のYoutubeチャンネルに上げている[8]。
- 冲方丁が憧れの作家であり、『マルドゥック・スクランブル』を「最強のエンターテイメント[11]」と評している。
文学賞受賞・候補歴
[編集]- 2018年 -「1/2ーデュアルー死にすら値しない紅」(「モノクロボーイと月嫌いの少女」より改題)で第23回スニーカー大賞《秋》 優秀賞受賞
- 2023年 -「ノウイットオール あなただけが知っている」で第三十回松本清張賞受賞
作品
[編集]著書
[編集]- 1/2ーデュアルー死にすら値しない紅(2019年2月、角川スニーカー文庫)
- ノウイットオール あなただけが知っている(2023年7月、文藝春秋)
- なんで死体がスタジオに!?(2024年6月、文藝春秋)
単行本未収録作品
[編集]- 「奢る奢らない論争」(『小説丸』「超短編!大どんでん返しExcellent」2023年12月)
- 「透けてますけど?」(『小説現代』2024年5・6月合併号)
- 「演じろ、櫛田」(『小説新潮』2024年6月号)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “<著者は語る>驚きの瞬間を読者に 『ノウイットオール あなただけが知っている』 作家・森バジルさん(30):東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “x.com”. X (formerly Twitter). 2024年6月15日閲覧。
- ^ “森 バジルさん『なんで死体がスタジオに!?』*PickUPインタビュー* | 小説丸”. shosetsu-maru.com (2024年6月20日). 2024年6月24日閲覧。
- ^ “宮崎出身の小説家・森バジルさん 松本清張賞受賞作「ノウイットオール」出版”. ひなた宮崎経済新聞. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “第23回スニーカー大賞【秋】の最終選考結果が発表 「優秀賞」など3作品が受賞へ” (英語). ラノベニュースオンライン. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “J_novel+「J-novel」-私の○○ベスト3-”. J_novel+. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “「ノウイットオール」森バジルさん……落選の評をバネにひらめいたアイデアは?”. 読売新聞オンライン (2023年10月13日). 2024年6月15日閲覧。
- ^ a b “森バジル|プロフィール・お仕事実績|森バジル”. note(ノート) (2024年5月11日). 2024年6月15日閲覧。
- ^ 「第二文芸」編集部. “(3ページ目)千のギャグを持つ男・Yes! アキトと、問題作『ノウイットオール』の“知られざる関係”「芸人の世界の生々しさが…」”. 文春オンライン. 2024年6月24日閲覧。
- ^ 『オール讀物 2024年7・8月合併号』文藝春秋、2024年6月21日、19頁。
- ^ “あなたの隣にいる人が、実は違うジャンルの世界の住人かも――『ノウイットオール あなただけが知っている』森バジルさんインタビュー - ナニヨモ - 文芸・本のニュースサイト” (2023年7月7日). 2024年6月15日閲覧。